ファクタリングは最高何回でもできる?利用回数について詳しく解説
2024年11月9日
この記事では、「ファクタリングを繰り返し利用するパターンとは?」「乗り換えを行うことによるメリットはあるの?」という疑問にお答えして、詳しく解説していきます。
1.ファクタリングは何回も利用できるの?
ファクタリングは、融資やローンとは異なり、利用回数に制限はありません。
同じ売掛先への売掛債権を何回もファクタリングして資金調達することも可能です。
ファクタリングは、売掛債権をファクタリング会社に譲渡して資金調達する方法です。
審査では、利用者の経営状況よりも売掛先の経営状況や売掛債権に問題がないかを重視します。そのため、たとえ利用者の経営状況に多少問題があったとしても、売掛先に問題がなければ回収可能と判断され、何回も利用できるのです。
また、ファクタリングは債権譲渡による資金調達のため負債として計上されず、信用にも影響を及ぼしません。
ただし、ファクタリングで二重譲渡を行うことは詐欺罪や横領罪に問われるほか、企業の信用を大きく損なう可能性があります。
2.ファクタリングを繰り返し利用するパターンとは?
中・長期的に連続してファクタリングを利用する場合、先に何か月かけてキャッシュ・フローを正常化させるべきか計画しておきましょう。そうではなく毎月スポット的に契約を行い、少しずつに前倒しとなる金額を減少させていきたいと考えるでしょうか。
しかし、先に少しずつ正常化させるという計画や目標を立てておかなければ、前月に続きまた資金が不足したからファクタリングを利用するというパターンになってしまいます。結果として長期的な利用を招くことになってしまうため、資金繰りが悪化してしまう可能性が出てくるでしょう。
3.連続してファクタリングを利用するなら乗り換えも必要?
将来受け取る予定の売掛金。期日を待てば取引先から入金されることになるとはわかっていても、それまでの間の支払いに苦しさを感じる場合、前倒しして短期間で現金化できるファクタリングはとても便利です。
しかしファクタリングを連続して利用するとき、発生する手数料が高めければ十分な資金調達に繋がらなくなる可能性があります。このような場合、ファクタリング会社も乗り換えが可能であることをご存じでしょうか。
費用負担が重いと感じるならファクタリング会社の乗り換えを検討してみましょう。乗り換え前と乗り換え後でかかる手数料が大きく異なれば、事業継続に必要な資金を十分に調達することにつながります。
4.乗り換えを行うことによるメリットとは?
銀行融資の借り換えや保険会社の乗り換えのように、ファクタリング会社も乗り換えをばより安い手数料でファクタリングを利用できメリットにつながります。
ファクタリング会社を乗り換える場合には、既存の手数料や買取条件を基準として設定される手数料が安いファクタリング会社を選ぶことが必要です。
5.まとめ
利用者の経営状況に多少問題があったとしても、売掛先に問題がなければ回収可能と判断され、何回でも利用できますが、二重譲渡にならないよう、気を付けた方がよいでしょう。