審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社はどこなのか。審査がどこも通らない人でも借りれる神金融、最後の砦を教えて欲しい。

どうしてもお金が必要なのにローン会社で何度も審査落ちを経験して、藁をもすがる思いで必死に借りれるところを探しているなら、この記事はきっと役立ちます。

街金（中小消費者金融）はそれぞれ個別に独自の基準を持って審査しています。

全国には1000社以上の中小の貸金業者があるため、現在のあなたの状況・条件でも融資の可能性がある、あなた自身にとっての神金融であり最後の砦を見つけることが大切です。

あらゆる人にとって神金融となる、誰でも絶対にスーパーブラックでも借りれるローン会社は残念ながらありませんが、ご自身の状況に合ったローン会社を探すことであれば可能です。

この記事ではあなたにとっての神金融最後の砦となる可能性のあるローン会社や、審査がどこも通らない原因、本当にどこからも借りられなかった場合の対処法をわかりやすく解説します。

審査がどこも通らない人も中小のローン会社なら貸してくれる神金融の可能性あり

アコム、アイフル、レイクといった大手消費者金融では審査が通らない方も、中小のローン会社であれば独自基準の審査によりお金を貸してくれる場合があります。

中小の消費者金融でもスーパーブラックや超絶ブラックの人は審査がどこも通らないものです。

しかし現在は解消されている過去の金融事故の記録のため審査落ちしているような場合は、中小のローン会社が心強い味方になります。

ブラックでも借りられる中小消費者金融、いわゆる自社審査の街金として有名なところをご案内します。

・大阪の老舗の神金融フクホー
・松山の神金融セントラル
・新興の神金融デイリーキャッシング
・サンクスダイレクトは50万円以上借りれる福岡の神金融
・ユニーファイナンスは手間を惜しまない人の神金融

ローン会社の審査がどこも通らない原因は何？

ローン会社の審査がどこも通らない原因として、以下のことが考えられます。

・個人信用情報がブラックリスト入りしている
・すでに他社で多額の金額を借り入れている
・今現在カードや各種ローンの支払いに滞納がある
・短期間で複数のローン会社に申し込んでいる
・貸付対象者の条件を満たしていない
・在籍確認や収入証明書類の提出ができない
それぞれどのような状況か確認しましょう。

個人信用情報がブラックリスト入りしている

消費者金融などのローン会社が契約時の審査で利用が義務付けられている指定信用情報機関に事故情報が記録されているケースです。

俗にいうブラックリストに載っているという状態です。

現在どこからもローンの借入がない人であっても、以下の条件に当てはまる場合は金融会社からの借入が難しくなります。

債務整理の完了から5年未満
自己破産をして10年未満
61日以上の滞納・延滞の完済から5年未満
延滞により保証会社の代位弁済がなされた等
他にも短期間に何件ものローンの申込をした場合も一時的にブラックリストとして登録され、この場合は6ヶ月間はローンの契約ができなくなります。
もし個人信用情報がブラックリスト入りしていることに自身で心当たりがない場合は、指定信用情報機関であるCIC、JICC、KSCで信用情報のインターネット開示請求を行って確認してみましょう。

すでに他社で多額のお金を借り入れている

すでにローン会社から多額の借入があり、新たな借入や追加融資が受けられない場合もローン審査が通らない原因として考えられます。

貸金業者からは総量規制により年収の1/3以内しか借りれないことが貸金業法で定められており、日本貸金業協会でもこれをわかりやすく解説しています。
すでに年収の1/3に近い借入がある場合は「審査がどこも通らない」という状況になりがちです。

現在すでにローン会社から多くの借入がある場合は、総量規制の例外貸付にあたる貸金業法に基づく借り換えローン（おまとめローン）を利用することで、既存債務の借換を条件にお金を借りられる場合があります。

今現在クレジットカードや各種ローンの支払いに滞納がある

今現在クレジットカードや各種ローンの支払いを滞納している方は、個人信用情報に異動情報（事故情報）が記録されています。

特に61日以上の滞納になると、滞納を解消しても5年間はブラックリスト入りした状態が続きます。

現時点で支払いに滞納がある場合はその時点で返済能力がないとみなされるため、ローンの審査には本当にどこも通らなくなります。

意外なところでは奨学金の返済も3ヶ月以上滞納している場合は個人信用情報にブラックリスト登録されてしまいます。
奨学金の返済も含めた全てのローンやクレジットカード等の支払いに滞納がないことがとても重要です。

クレジットカードの場合、銀行口座からの引落時に残高不足で支払ができていないこともあります。金額の大小にかかわらず滞納がある場合はローン審査で著しく不利になるので注意しましょう。

短期間で複数のローン会社に申し込んでいる

同じ日や数日の間で何件ものカードローンの申込をすると、申込ブラックと言われる状態になりローン会社の審査に通らなくなります。

これは短期間でのローンの連続申込は利用者の保護のため審査に通らない仕組みになっているからです。

特に最近は副業・アルバイト詐欺、投資詐欺等に引っかかり短期間で資金を集めようとする人が増えています。
申込ブラックになってしまうのはこうした詐欺被害の拡大を防ぐ狙いもあります。

申込ブラックは6ヶ月後には個人信用情報から記録が削除されます。

申込ブラックで借りられない場合は半年ほど待つか、個人信用情報だけでは審査の可否を決めない独自基準の審査を行う中小消費者金融への申込がおすすめです。

貸付対象者の条件を満たしていない

無職、専業主婦、年齢制限など、そのローン会社が定めている「ご利用できる方」「融資対象者」といった貸付対象となる条件を満たしていない場合もローン会社の審査には通りません。

少し極端な例ですが、銀行や正規の貸金業者は申込内容や本人確認書類等から反社チェックも行なっており、暴力団関係者等として反社会的勢力と認定されてしまった方も審査がどこも通らないという状況になります。

またローン会社によっては自営業や法人経営者だと利用できない場合もあります。
意外とこうした細かい条件を見落として申込をしてしまい、審査に通らない場合もあります。申込前にしっかり条件の確認を行いましょう。

在籍確認や収入証明書類の提出ができない

在籍確認や収入証明書類等の提出ができない人も審査に通らないことが多くなります。

在籍確認なしとしている金融会社でも、職場への電話連絡による在籍確認をしないだけで、勤務先については提出書類等から確認しています。

貸金業法により在籍確認自体を完全になしにすることは決してありません。

また現在すでに他社借入がある人は収入証明書類の提出を求められるケースが多いですが、この書類の提出ができない人も審査には通らないです。
収入証明書類はそれなりの収入がある人にとっては審査通過の可能性を高める要素となります。提出できる方はしっかりと提出しましょう。

本当にどのローン会社からも借りれない人とは？

スーパーブラック、超絶ブラックではどこからも借りれない

・現在返済を延滞・滞納している人
・現在債務整理の返済中
これらに該当する人はいわゆるスーパーブラック、超絶ブラック状態です。

今現在も滞納している借金がある、債務整理の返済が残っているなど、信用情報上で問題となる借金を現時点で抱えている人は残念ながら本当にどのローン会社からも借りれません。

またすでに借入が年収の1/3をオーバーしている、総量規制を超える借金がある人も新たなローンの借入はできません。
総量規制を超える借金がある人は、総量規制の例外貸付であるおまとめローンで現在の借入を借り換える方法であれば借りれる可能性があります。

しかし安易な借り換えはいたずらに借金を増やすだけにもなりかねません。ご自身の収入と返済能力を十分に考慮した上で利用しましょう。

審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社もない場合の対策

クレジットカードのキャッシング機能でお金を借りる

審査がどこも通らずローン会社からの新たな借入ができない場合、既存のクレジットカードのキャッシング枠が利用できないか再確認してみましょう。

新たな契約ができなくても、すでに契約のあるカードキャッシングなら利用できる場合があります。

ただしローン会社の審査が通らない理由となっている個人信用情報の事故情報は、途上与信によりすでに持っているクレジットカード会社にも伝わっている可能性があります。

カード会社の途上与信は一定のタイミングで定期的に行われるもので、借りれるかどうかは途上与信が行われたタイミングによって変わってきます。

質屋で不用なスマホ・タブレットを現金化する

質屋でスマホやタブレットを預け入れたり、買取をしてもらい現金を用立てる方法もあります。

質屋は質屋営業法という法律の下で営業しており、指定信用情報機関（CIC、JICC等）への記録を行わないため、担保となる品物があればブラックでも審査なしでお金を借りられます。
質屋といえばブランド品や貴金属を扱う場合がほとんどですが、最近はスマホやタブレット端末の預入や買取を行うところも多くなっています。

5万円程度の現金であればスマホやタブレット端末の預入で借りることも可能です。

現在使っていない古いスマホやタブレットがあれば質屋に持ち込んでみることを検討しましょう。

スマホ決済アプリの後払い機能でお金を借りる

お金を借りるアプリとして人気のスマホ決済の後払いアプリをご存知でしょうか。

審査がどこも通らない人でも、カードのないスマホ決済アプリのプリペイドカードの後払い機能を使ってお金を借りれる可能性があります。

プリペイドカードは通常は事前入金が必要ですが、後払い機能を使えば今お金がなくても一時的にお金を借りる形でチャージができます。

アプリ自体はクレジットカードの持てない未成年でも利用できます。

ローンの審査に比べると、スマホ決済アプリの後払いは利用金額が少ない分だけ審査も甘い傾向があります。

まとめ

誰でも借りれる最後の砦となるローン会社はありませんが、自分の条件にあったローン会社を粘り強く探していけば自身にとっての神金融の最後の砦にたどり着くものです。

ローン会社の審査に落ち続けた末に最後に借りれたローン会社がいわゆる「神金融最後の砦」となるわけですが、人によって最後の砦となるローン会社は違うというわけです。

ここを理解しないまま誰でも借りれるローン会社を探していると、うっかりヤミ金に手を出したり個人情報や銀行口座を悪用されるといったトラブルに遭遇しかねません。十分に注意しま