起業が一番苦しいと感じる瞬間と乗り越えるための対処法について解説
2024年9月4日
「起業は苦しい?」
もしもそうたずねられたら「YES」という返事になります。ただ、起業に限らず会社員として働くのも苦しいときはあるのではないかと。
要は、心と体が慣れるまでのガマン。
起業するのは、その苦しみ以上の魅力があるからこそ起業する人がいるのだと思います。
この記事では、起業が一番苦しいと感じる瞬間と、それを乗り越えるための対処法を解説しています。
起業が一番苦しいと感じる3つの瞬間
「起業は苦しい?」と感じるときはどのような瞬間でしょうか?
これから起業を目指す人には気になるところだと思いますので、解説しますね。
理想と現実の違い
起業して苦しいと感じたことの1つめは、理想と現実の違いです。何をするにしても「こうなるかな」と期待するじゃないですか。しかし、ことごとく期待通りになりません。
起業当初は、自分の力を過信しているのかもしれませんね。行動から結果が出るまで想像する力が甘いわけです。この甘さを乗り越えるまでは苦しいですよ。
特に起業して1年目なんて何がなんだかわからないうちに終わったように思います。
決めたことが正しいかの不安
起業して苦しいと感じたことの2つめは、決めたことが正しいかの不安です。「こう進めよう」と決めたことが、正しいのか間違っているか不安に襲われます。
始めてみないとわからないのに、始める前から答えを探したくなるもの。うまくいくか不安を抱えつつ、やり抜けるようになるまでは苦しいです。
新しい生活サイクルづくり
起業して苦しいと感じたことの3つめは、新しい生活サイクルづくりです。
会社員の頃は、出社・退社する時間も決まっていました。そのサイクルが一変します。「土日祝日は休み」という概念からも開放される。
『何時に起きて何時に寝るのが正解なの?』そんなことを知りたくなりました。会社員としての習慣が抜けきれなかったのでしょうね。
自分に合う生活サイクルの正解がわからないのが苦しいのです。
起業の苦しい瞬間を乗り越える対処法
次に、起業して苦しい時期を乗り切るコツについて解説します。
経験を積むと苦しさに慣れます。あたりまえ過ぎて苦しい感覚も薄れる感じ。
慣れるまでは、以下に注意しつつ、苦しい感覚を乗り切ってください。
順に解説します。
考えるより行動を優先させる
起業して苦しい感覚を乗り切るコツの1つめは、考えるより行動を優先させることです。
起業すると、考えることが洪水のごとく押し寄せます。考える時間が長い。そこで、考える時間をとにかく短くする必要があります。
このとき、「うまくいかなかったらどうする?」と思うかもですけど、多少の失敗は想定しつつ進むことになります。
正解(うまくいくこと)に到達するには、行動しながら修正した方が早いと理解できるようになるから大丈夫です。
経験を積むと、うまくいかないときに止めるタイミングもわかるようになります。
一番大事なことを最優先する
起業して苦しい感覚を乗り切るコツの2つめは、一番大事なことを最優先することです。
「やりたいこと」から始めがちなのでご注意ください。それではなかなか結果が出ない。苦しくなる一方です。
起業して最優先することは利益の確保です。つまり利益につながる行動を最優先することですね。
具体的には、集客やセールスに関わること。
やりたくないこともきちんとやり、自分で稼ぐ快楽を味わうと、苦しさも飛ぶからだいじょうぶですよ。
過度な期待をしない
起業して苦しい感覚を乗り切るコツの3つめは、過度な期待をしないことです。
そして結果が出るまで一喜一憂せず、淡々と進めるのが苦しまないコツです。
ムダなお金を使わない
起業して苦しい感覚を乗り切るコツの4つめは、ムダなお金を使わないことです。
起業すると将来の不安が生まれます。例えうまくいく時期があっても、明日はどうなるかわからないのが起業です。安定を得られないのが苦しみのタネ。
そこで、利益が出たら、その利益を事業に再投資するを繰り返した方が気持ち的に楽になります。使いたい気持ちを少しガマンして、お金を増やした方が苦しみは軽減されますよ。
ルーティンを作る
起業して苦しい感覚を乗り切るコツの5つめは、ルーティン(決まった手順)を作ることです。
不規則な生活をしてしまますと、身体もきついし、やる気にムラが出ます。すると精神的に不安定になり、苦しみを倍増してしまいます。
そこで規則的な生活を送ると、心も身体も整いやすく仕事に集中できるようになります。
適度に人に会う
起業して苦しい感覚を乗り切るコツの6つめは、適度に人に会うこと。快適な人と会うと苦しみは軽減されます。
会話を楽しみつつ、心に溜めこんだものを吐き出すことでかなり楽になります。気持ちの整理に大切な役割を果たしてくれる。
特におすすめなのは、起業している仲間や先輩たちに会うことです。学びになり、刺激にもなります。苦しいのは自分だけじゃないとわかります。
適度に人に会うことをおすすめします。
起業は苦しみの何倍も喜びがある
最後にお伝えしたいことは、起業には苦しみの何倍も喜びがあるということです。だからといって、起業をむやみにすすめる気は毛頭ない。厳しい道であることは確かです。
厳しさの中に楽しみを見つけられる人にしか、起業の道は合わないのではないかと思っています。
起業の魅力:苦しみを超えた先の充実感
起業すると苦しい側面がないとは言えませんが、その何倍ものメリットを感じます。
自由にすべてを決められる快適さは言葉で言い表せないほどの魅力です。
朝起きる時間も、夜寝る時間も、仕事の進め方も自由に決められます。
その快適さを一度味わったとき、この生活をいつまでも続けられるようにしましょう。