オンラインファクタリングに印鑑証明は必要?

2024年7月8日

印鑑証明がファクタリングの契約に必要なわけ

ファクタリング会社は、売掛金が実在するかどうか、支払い期日に問題なく回収できるかなどで、入金の確実性を判断します。

そのため、ファクタリング審査のためにさまざまな書類を提出しなければなりません。

近年、ファクタリングの必要書類は減少傾向にありますが、それによって審査が難しくなれば、回収不能リスクが高まってしまうでしょう。

必要書類を減らしつつ、審査の正確性を損なわないことが重要ですから、ファクタリング会社にとって必要書類を減らすことは容易ではありません。

オンラインファクタリングの契約でも実印・印鑑証明は必要?

オンラインのファクタリングでは実印・印鑑証明書はいりません。

前述の通り、実印と印鑑証明書は、第三者のなりすましではなく、利用会社が間違いなく契約したことを裏付けるためのもの。

ファクタリング契約の際に対面取引を行うなど、オフラインのファクタリングでは基本的な必要書類でしょう。

印鑑証明書の取得は、商業登記簿謄本以上に時間がかかるため注意が必要です。

ですが、オンラインファクタリングは申し込みから契約まで全てオンラインで手続きし、ファクタリング契約には電子契約を利用します。
電子契約では、押印や署名と同じ効力を持つ「電子署名」を用いるため、実印がいりません。

本人が電子署名を行ったことは「電子証明書」によって証明を実施しています。
電子証明書は、自治体が発行する印鑑証明書と全く同じ効力を持つため「電子署名+電子証明書」を用いる電子契約ならば実印・印鑑証明書が不要なるという仕組みです。

オンラインファクタリングなら準備も簡単

オンラインのファクタリングであれば、本来の対面のファクタリング契約よりも、必要書類が少なくなり、簡単にスムーズに契約することができます。
また、ファクタリング会社によって、必要書類も異なるので、準備しやすく、希望に合った会社を見つけるといいでしょう。