オンラインファクタリングをお考えの方必見!契約の流れを解説
2024年7月7日
オンラインファクタリング
オンラインファクタリングとは、名称の通りウェブ上で手続きが完結する売掛債権買取サービスのことを指します。(一部の事業者は「クラウドファクタリング」という名称を使っていますが、オンラインファクタリングと同義です。)
来店不要で契約できるファクタリング会社は今までにもありましたが、契約書や提出書類は郵送でのやり取りが必要でした。
オンラインファクタリングでは、電子署名で契約を行い、提出書類はメールやその他のオンラインツール(LINE・チャットワーク等)で行うのが一般的です。
手続きが簡略化されることでスピーディーな資金調達が可能となり、さらに事業者側の運営コストが少ないというメリットがあります。
オンラインファクタリングのメリットとデメリット
オンラインファクタリングのメリット
何と言っても時間とコストを抑えられる点が最大のメリットです。
書類提出はスマートフォンカメラで撮影した写真でOKとなっているケースがほとんどであり、郵送の手間や費用・時間の省略が可能です。
また、オンライン上で手続きが完結するため、日本どこにいてもスピーディーに申し込みが可能であり、一分一秒を争うシーンにマッチします。
さらに、勧誘リスクが無い・感染予防対策に繋がるという点もオンラインファクタリングの大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
オンラインファクタリングのデメリット
審査はAIを活用したコンピューター審査が中心です。
そのため、売掛先の信頼性が高くても、申込者に赤字決算・創業初年度・税金滞納など悪い条件があると利用できない可能性があります。
また、書類をスキャンして送らなければならない、ファクタリング会社によっては電子署名ツールの用意が必要など、環境や設備によっては利用できない可能がある点に注意せねばなりません。
さらに、オンラインファクタリングのほとんどは「2社間ファクタリング方式」を採用しているため、債権(診療報酬債権や介護報酬債権など)を出来るだけ高く売却したいといったシーンではマッチしないでしょう。
オンラインによるファクタリングの流れ
一般的なオンラインファクタリングの流れは以下の通りです。
①申し込み
②仮審査
③見積り
④必要書類をWebで提出
⑤本審査
⑥オンライン契約
⑦入金
ただし、会社によってフローは異なります。ファクタリング会社によってはアカウント登録が必要であったり、見積段階までFAXで手続きできたりと様々ですので、状況に応じてサービスを選択すると良いでしょう。
また、オンラインファクタリングの魅力は何といっても対面での面談が不要という点ですが、初めてファクタリングを利用するケースなどでは直接話を聞いた上で契約したいという方も多いと予想します。
オンラインファクタリングには「対面取引とオンライン取引の両方に対応」「完全にオンラインのみ」の2パターンがあり、後者は原則としてスタッフのサポートが受けられません。
事前にしっかりとすり合わせをしたい・サポートを受けたい等であれば、前者のパターンに該当するファクタリング会社を選ぶようにしてください。
電話相談は可能なのか
オンラインの契約に不安がある方にとっては、電話サポートの有無は気になるところです。
結論から申しますと、こちらもファクタリング会社によって異なります。
基本的に、電話番号を表記しているファクタリング会社であればそのままヒアリング・相談が行えるケースがほとんどですが、電話番号を明記していない業者でも相談が可能であったり、電話番号を明記していても電話相談に応じてもらえなかったりします。
そのため、まずはメールや問い合わせフォームから電話での説明・相談を希望する旨を伝えてみてください。
オンラインファクタリングに特化している場合、通常のファクタリング会社に比べて様々な面でコストカットを図っていると予想しますので、手厚いサポートを希望している方は満足できない可能性があります。
オンラインに対応しているファクタリング会社を見つける
オンラインファクタリングは、必要書類をWEB上で提出できる上、事務所に足を運ぶ必要がありません。
そのため、通常の対面取引に比べて利便性・スピードに優れており、ファクタリングのメリットをさらに活かすことができます。
オンライン対応のファクタリング会社も続々と登場しており、中には「オンラインファクタリング専門」という業者もいるほどです。
最も多いのは対面取引・オンライン取引の両方に対応しているというパターンですが、ファクタリング会社ごとに「得意分野」「手数料」が大きく異なりますので、自社の経営状況にマッチしたサービススペックを選ぶと良いでしょう。