社長がブラックリスト入りで起業融資!融資を受けられる?

2024年9月16日

「ブラックリスト入りしている社長でも融資を受けられる?」

「ブラックでも融資可能な銀行や消費者金融はあるのかな…」

資金調達したいと考えていても、過去に金融事故を起こしてブラックリスト入りしている社長は融資を受けられるのか、気になる人も多いのではないでしょうか?

結論、社長がブラックリスト入りしていても融資を受けられる可能性はありますが、審査通過は厳しく、どこからでも借り入れできるわけではありません。

そこで本記事では、ブラックリスト入りしている社長でも融資を受けられる方法を紹介します。

銀行や日本政策金融公庫から融資を受けられるかについても解説しているので、資金調達できるか不安な人は、本記事を参考にしてみてください。

社長がブラックリスト入りしている場合に融資を受けられる可能性は、ゼロではありません。とはいえ、非常に厳しいのが実情です。

ここでは、以下のトピックについて解説します。

・ブラックでも融資可能な銀行や消費者金融はある?
・日本政策金融公庫の審査では信用情報を見ない?ブラックリストでも大丈夫?
・そもそもブラックリスト入りは社長になれない?法人設立できない?

ブラックでも融資可能な銀行や消費者金融はある?

中小消費者金融であれば、ブラックリストに登録されていても融資を受けられる可能性があります。

中小消費者金融は、銀行や大手消費者金融の審査に通らなかった人をターゲットにしているため、柔軟な対応が期待できるからです。

また、地方銀行や信用金庫など、地域密着型の金融機関の場合も、将来性・顧客との関係性を重視して融資してくれるケースがあります。

しかし、銀行や大手消費者金融よりも融資を受けられる可能性が高いというだけで、必ず借り入れできるわけではありません。

お金を貸す側にとっては、審査において信用情報が重要な判断材料となるため「ブラックリスト=返済能力や信用力が低い」と判断されてしまうからです。

そのため、大手銀行や大手消費者金融から融資を受けられる可能性はゼロに等しいと考えていいでしょう。

日本政策金融公庫の審査では信用情報を見ない?ブラックリストでも大丈夫?

日本政策金融公庫の審査では、融資の可否を決める判断材料の一つとして信用情報を確認します。

そのため、金融事故の履歴が信用情報に登録されているブラックリスト入りの状態では、融資を受けられない可能性が高いといえます。

ただし、信用情報だけで融資の可否を審査しているわけではないので「ブラックリスト=即ダメ」というわけではありません。

「この人は返済能力がある、信頼できる」と判断してもらえれば、ブラックリスト入りしていても融資を受けられる可能性があります。

融資を受けるためには、しっかりした事業計画書を作成し、事業ビジョンをわかりやすく伝えることが重要です。

そもそもブラックリスト入りは社長になれない?法人設立できない?借金自己破産など

ブラックリスト入りしていても、社長になれないという決まりはありません。

ブラックリスト入りでも法的には何ら問題なく、株式会社やNPO法人の設立、個人事業主として独立することもできます。

ただし、法的に問題がなくても、ブラックリスト入りが原因で銀行や消費者金融から融資を受けられない可能性が高いことには変わりありません。

手元に必要な事業資金がなく、融資も受けられない場合には、社長になるのは難しいでしょう。

まとめ

社長がブラックリスト入りしていても、融資を受けられないわけではありません。
ブラックリスト入りの状態で融資先を探すのは大変でしょうから、本記事を参考にして最適な資金調達先を見つけてみてください。