法人向け資金調達で即日対応や審査甘いところはある?赤字やブラックOKの業者とは
2024年7月2日
法人向けのビジネスローンは、申し込みから融資まで1週間〜2週間程度と比較的時間がかかることから、緊急性の高い資金調達には向いていない印象をお持ちの方も多いでしょう。
しかし、借入先によっては、即日融資に対応しているビジネスローンもあります。借入先を選べば、お急ぎの方にも最適です。
そこで本記事では、法人向けビジネスローンのなかでも、特に審査スピードが早い業者を4つ紹介します。
加えて「審査が甘いところやブラックでもOKなところがあるのか?」「審査落ちする原因は何なのか?」についてもお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
法人向けビジネスローン!即日対応で審査が甘いのはどこ?ブラックOKはある?
法人向けビジネスローンのなかでも「ファンドワン」「キャレント」「デイリーキャッシング」というノンバンク系の金融機関であれば、最短即日で融資してくれます。
ちなみに、ノンバンク系とは銀行以外の金融機関です。代表的な業者で言えば、消費者金融が該当しており、上記の3社も消費者金融になります。
ノンバンク系のビジネスローンの特徴は、銀行や信販会社と提携せずに独自の基準で審査している点です。
即日融資に対応しているのはもちろん、個人の事情を考慮した柔軟な審査が魅力です。
決して審査が甘いわけではないものの、銀行のビジネスローンよりは受け入れてもらえる可能性が高いでしょう。
また、独自審査のビジネスローンなら、過去にブラックリスト入りしていたとしても、現状を考慮して融資してくれる場合もあります。
法人向けビジネスローン!赤字や創業期でもOKなのはGMOあおぞらネット銀行の「あんしんワイド」
一般的に、法人向けビジネスローンの利用にあたっては、事業計画書や決算書の提出が必要です。そのため、創業期や赤字決算だと申し込めないケースが大半です。
しかし、GMOあおぞらネット銀行のビジネスローン「あんしんワイド」なら、創業期や赤字決算の法人でも融資可能としています。
ここでは、GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」の3つの特徴を詳しく解説します。
・銀行口座3か月分の入出金データで審査
・融資枠型なのでいざというときの備えに最適
・ネット完結
ちなみに、即日融資には対応していないものの、それでも最短2営業日と平均より早いので、急ぎの方はチェックしてみてください。
即日対応OKの法人向けビジネスローンおすすめ!柔軟審査ならノンバンク系
即日融資に対応している法人向けビジネスローンを3つ紹介します。
・ファンドワン
・キャレント
・デイリーキャッシング
申し込みから契約までスムーズに進めば、最短即日で融資してくれます。
また、赤字決算や税金未納であっても相談に乗ってくれるため「経営状況が悪くてビジネスローンが利用できない」と悩んでいる法人の方におすすめです。
ちなみに、ファンドワンは来店不要で契約できます。全国どこに住んでいてもWEBからチャットを使って申し込めるので、忙しい方でも無理なく利用できるでしょう。
必ず借りれるビジネスカードローンはない!審査落ちの原因はこの4つ
前述の通り、審査が甘いビジネスローンはありません。また、審査がある以上は必ず落ちる人が存在します。
ここでは、ビジネスローンで審査落ちする原因を解説します。
・申込内容や必要書類に不備がある
・税金を滞納している
・代表者の信用情報に問題がある
・開業から1年未満
①申込内容や必要書類に不備がある
申込内容や書類に不備があると正確に審査できません。また、虚偽の申告を疑われるため、審査落ちする可能性が高まります。
一方で、申込内容を正確に記入して滞りなく書類を用意すれば「この人は信頼できる」と印象が良くなり、審査通過率がグッとアップするでしょう。
②税金を滞納している
税金を納めることは、国民に課せられた義務です。その税金が支払えないとなると、金融機関から「支払い能力がない」と判断され、審査落ちする可能性がかなり高まります。
ただし「ファンドワン」のように、税金未納でも相談に乗ってくれる金融機関はあるので「税金滞納=絶対に融資を受けられない」というわけではありません。
③代表者の信用情報に問題がある
代表者の信用情報に問題があると、事業実績が良好でも審査落ちする可能性があります。
信用情報とは、以下の内容を記録した情報です。
・個人の年収
・住宅情報
・勤務先等の属性情報
・ローンやクレジットカードの支払い情報 など
信用情報機関と呼ばれる場所で一括管理されており、ビジネスローンの審査でも必ずチェックされます。
事業実績が良好でも、代表者が過去に「長期延滞」「代位弁済」「契約解除」「債務整理」といった金融事故を起こしていれば、融資見送りとなる可能性があります。
ちなみに、記録される期間は5年〜10年です。金融事故を起こしてもすでに解決済みであれば、融資してくれる可能性はあります。
しかし、過去の事故歴がビジネスローンの審査で不利になる事実に変わりはありません。
④開業から1年未満
多くのビジネスローンでは、開業1年以上の法人を申込対象としています。これは、開業して1年未満だと審査に使える事業実績がなく、返済能力の確認などが難しいからです。
また、1年未満だと「事業が継続するかどうか」の判断も困難なので、融資してくれる金融機関は少なくなっています。
ただし、GMOあおぞらネット銀行の「あんしんワイド」のように、創業期でも申し込める金融機関は存在するため、設立1年未満の方は検討してみると良いでしょう。
ビジネスローンの審査に通過するポイント
ビジネスローンの審査に通過するポイントは次の3つです。
・書類の不備をなくす
・事業実績を作る
・無理のない事業計画書を作る
書類の不備をなくす
書類に不備があると正しく審査できないどころか「この人は信頼できない」と悪い印象を与えてしまいます。
反対に、書類の用意がスムーズにできれば「この人は対応が誠実だ」と高評価になり、審査で有利になります。
必要書類はしっかりと用意して、申込内容と食い違いがないかなどを入念に確認しましょう。
事業実績を作る
事業実績がない状態では「継続して収益を見込めるのか」といった判断が難しく、審査落ちする確率が高くなります。
また、利用条件に「2期分の決算書(あるいは確定申告書)の提出」などと記載されていれば、申し込みすらできません。
可能であれば、事業実績を1年〜2年積んでからビジネスローンの審査を受けましょう。
無理のない事業計画書を作る
事業計画書は、現在の事業内容や今後行う事業の説明に必要な書類です。その計画に無理があったり、論理性に欠けていたりすると、審査に落ちる可能性が高くなります。
反対に、事業の「実現性」「継続性」「収益性」が見込める根拠を、数字やグラフを用いて具体的に記載すれば好印象です。
加えて、以下の点にも注意しながら作成すると、ビジネスローンの審査に通る確率を格段に上げられるでしょう。
・内容や計画の整合性
・数字の計算ミス
・簡潔かつ明瞭な説明
・誤字脱字がない文章
もし、提出書類に不安を感じているなら、税理士などの専門家に相談しながら作成してみてください。
まとめ
法人向けビジネスローンのなかには、即日融資に対応しているところがあります。
また、ノンバンク系のビジネスローンであれば、銀行や信販会社と提携せずに独自審査を実施しています。
個人の事情を考慮して柔軟に審査してくれるため「大手銀行では断られた」という法人の方でも利用できる可能性があるのです。
今回紹介した4つの金融機関なら、創業期や赤字決算、税金滞納でも相談できるので、ぜひ利用を検討してみてください。