ファクタリングの強みはこれだ!資金調達のメリットを紹介します
2023年12月28日
近年急速に拡大している新しい資金調達方法、それはファクタリングです。急速に拡大しているということは、これまでのメジャーな資金調達方法である「融資」よりもメリットがあるからにほかなりません。
ファクタリングにはあり、融資にはない強みとはどのようなものなのでしょうか?ファクタリングの強みについて今回はまとめて紹介します。
強みの源泉!ファクタリングは「アセットファイナンス」で融資ではない
ファクタリングが融資と違う強みを持つのは、資金調達方法のカテゴリが異なるからです。ファクタリングは「アセットファイナンス」、一方融資は「デットファイナンス」というカテゴリになります。
ファクタリングは「アセットファイナンス」、融資は「デットファイナンス」。このように資金調達方法としてはそれぞれ別カテゴリです。
ちなみにファクタリングに似ているとされる「手形割引」ですが、こちらは融資と同じデットファイナンスとなります。まったく別物の資金調達方法だとご理解いただけるはずです。
ファクタリングと融資が別カテゴリということで、ここでファクタリングの強みが発揮されます。それではファクタリングの強みはどのようなものなのか、次の項で紹介していきます。
ファクタリングだからメリットがある!ファクタリングの強み
ファクタリングならではの強みは以下になります。他にもあるかもしれませんが代表的なファクタリングの強みはこれらになります。
1.信用情報に影響しない
2.審査が柔軟で早い
3.担保や保証人がいらない
4.売掛債権(売掛金)が回収できなくても請求されない(ノンリコース)
5.総量規制が適用されない
6.最短即日現金化が可能
7.「オフバランス化」が果たせる
8.負債にならず債務超過に陥りにくい
9.節税効果
10.売掛債権(売掛金)の回収不能、貸し倒れリスクを減らせる
11.全部ネット上で完結するオンラインファクタリングが可能
これらがどのようなものなのか解説していきます。
信用情報に影響しない
ファクタリングは融資ではないので、融資の手続きに必要な信用情報機関への照会がありません。
つまり、過去に返済事故を起こした人や自己破産をした人など、「信用情報ブラック」や「金融ブラック」と呼ばれる状態にある人でも問題なく利用できます。過去に返済について問題を起こした人は融資の利用がとても難しくなります。
ファクタリングは信用情報ブラックの人が利用できる資金調達方法として、貴重な選択肢となります。
また、ファクタリングを利用しても、利用歴が信用情報に記載されません。融資の場合、信用情報照会の際にあまりに借入が多いと断られることもありますし、消費者金融からの借入があると、その人は「信用できない人」となり、審査において大幅に減点となります。
ファクタリングはそうした信用情報とまったくリンクしていないため、売掛債権(売掛金)さえあれば誰でも利用できる大きな強みを持っています。
審査が柔軟で早い
ファクタリングは融資ではないため、銀行法や貸金業法の規制を受けません。
銀行や消費者金融から融資を受ける場合、決算書、既存借入をもとにした審査や信用情報の照会、対面での面接などで融資実行まで時間がかかります。
融資の場合決算書の数字、既存の借入額、直近の業況などを総合的に考慮し、お金を貸し出し本当に返してもらえるのか慎重に審査を行います。そのため審査を終えるまで2週間~1か月ほどかかってしまいます。
しかし、ファクタリングは融資ではないので、これらの法律の適用を受けません。ファクタリングは各種法律に基づいた厳しい契約ではなく、当事者間の自由な意思表示に基づく民法上の債権譲渡契約になります。
そのため、よほど公序良俗に反する契約や詐欺、脅迫などによる契約以外は有効です。当事者で合意できればすぐにでも資金化できます。
そのため、審査や契約にかかる時間は大幅に削減できます。ファクタリングの強みとして審査が柔軟で早いのは、各種法律の適用、規制を受けないことに起因しています。
担保や保証人がいらない
ファクタリングは融資と違い、担保や保証人が要りません。売掛債権(売掛金)の請求書がいわば担保であり、支払日に確実に入金してくれる売掛先であれば、資金化できる可能性が高くなります。
担保や保証人が難しい場合、銀行からの融資よりも迅速かつ確実に資金調達できます。ファクタリングの大きな強みとして挙げられますが、請求書(売掛債権(売掛金)を受け取る権利)を担保に融資を受ける「動産担保融資」(ABL)という制度もあります。動産担保融資についても知っていただき、必要に応じてファクタリングと使い分けてもよいでしょう。
手数料については動産担保融資の場合、利息制限法の上限内(20%以内)ですが、ファクタリングの場合、年利換算すると利息制限法の上限を超えることもあります。迅速性はファクタリングの方が有利なので、強みをどこまで考えて、請求書を担保として使うのか決定してください。
売掛債権(売掛金)が回収できなくても請求されない(ノンリコース)
通常のファクタリング契約では、売掛債権(売掛金)の宛名の取引先(売掛先)が倒産などをして回収できなくなっても、債権者が回収できないリスクをかぶりません。また、契約前にさかのぼって請求されることもありません。ファクタリング契約前にさかのぼって請求される「償還請求権」は今のファクタリングではほとんどありません。
倒産しそうな会社や、経営が危ないと噂される会社と取引がある場合、その前に売掛債権(売掛金)を回収できる強みがあります。
総量規制が適用されない
消費者金融からの借入の場合「総量規制」と言って、年収の3分の1以上借りられない規制があります(銀行融資はなし)。
ファクタリングは融資ではないので、この総量規制の対象外となります。
とはいえ、年収の3分の1を超える売掛債権(売掛金)を持っている人は少ないので、そこまで重要な強みではないかもしれませんが、挙げておきます。
そもそもファクタリングでは年収を調べる方法がなく、この規定は意味をなしません。
最短即日現金化が可能
ファクタリングは審査が簡便で、結果的に審査が早くなります。
そのため、急な資金需要が発生した人にとっては、ファクタリングは有効な選択肢になります。
消費者金融は使うべきではなく、また、融資には違いないので審査に時間がかかります。
ファクタリングは売掛債権(売掛金)の有償譲渡であり、「借りる」のではなく「売る」ことになります。中古ゲームショップなどでは売りたいものをすぐに換金できます。それと同様に、ファクタリングの方が資金化までの時間を大幅に短縮できます。
後述の「オンラインファクタリング」を利用すれば、朝のうちに資料をオンラインで送付し申し込み、昼にZOOMなどオンライン会議ツールで面接、その後審査に通り振り込みまで可能です。
「明日お金が必要」「今日払わないと間に合わない」というケースでは、消費者金融の「ビジネスローン」を使うよりもファクタリングの方がメリットがあり、大きな強みになります。
ビジネスローンは信用情報の借入履歴に「消費者金融からの借入」と記載されるので、以後の融資審査においてよいことはありません。
「オフバランス化」が果たせる
オフバランス化とはバランスシート(貸借対照表)から、当該項目を「オフ」し(消し)、項目や数字を減らすことを指します。
売掛債権(売掛金)は「アセット」つまり、会社の資産であり、売掛金が多いとそれに伴い会社の資産も増えます。
一見すると資産が多いことはよさそうですが、これにより会社の貸借対照表が肥大化してしまいます。「贅肉」が多い会社運営になってしまい、融資の際にもこれはマイナスになります。
金融機関を含めた外部からは、売掛債権(売掛金)が多い会社は、非効率的な経営を行っているという判断を受ける可能性があります。また、売掛債権(売掛金)が回収不能になってしまうと、即不良債権化してしまいます。不良債権は「負債」であり、倒産や貸し倒れのリスク要因となります。
ファクタリングによって売掛債権(売掛金)を現金化することで「贅肉」が減り、スリムで機動的な会社運営だとみなされます。機動的な会社は海兵隊のようなもので、いざというときに効果的な立ち回りが期待できます。
なお、融資の場合は単純に負債が増加するので、貸借対照表は肥大化し、オフバランス化とは程遠い結果になります。
負債にならず債務超過に陥りにくい
融資を受けると、借入額が負債として計上されます。負債は毎月返済していかなければならず、負債の返済ができなくなると債務超過に陥ってしまいます。
債務超過状態の事業者は倒産と隣り合わせであり、事業継続が危ない状態です。
しかしファクタリングの場合、資金調達してもそれは売掛債権(売掛金)の売却なので「アセット」の区分です。デットファイナンスである融資ではなく、アセットファイナンスであるファクタリングの場合、負債が増えません。
負債が増えなければ、借金返済という債務(負債)を負わずに済みます。負債がなければ、債務超過のリスクが減り経営は安定します。
ファクタリングの大きな強みとして、負債にならないことはとても重要です。
節税効果
ファクタリングの強みとまでは言い切れないかもしれませんが、ファクタリングで多少の節税(経費計上)ができます。
ファクタリングをする際に支払う手数料は、経費として計上できます。
仕訳をしてみると
(300万円の債権を手数料10万円で買い取ってもらった場合)
借方:貸方現金 2,900,000:円支払割引料 100,000円
売掛金 3,000,000円
このようになります。「支払い割引料」を経費にできるため、帳簿上の利益を合法的に減らせます。これが役立つ場面はそこまで多くないかもしれませんが、補助金の申請などで黒字を圧縮したい場合などは、あえてファクタリングを使うことで、規定のラインまで売上や黒字を減らせます。
これは合法で何の問題もない節税方法になります。
売掛債権(売掛金)の回収不能、貸し倒れリスクを減らせる
ファクタリング後は、売掛債権(売掛金)はファクタリング会社に移ります。
その結果、「売掛債権(売掛金)を回収できないリスク」もファクタリング会社に移行します。償還請求権がないノンリコース契約ならば、売掛先が倒産や不渡りを起こしても、その回収できないリスクはファクタリング会社がかぶります。
これを利用して、回収不能リスクをファクタリング会社に転嫁、事業主様は回収不能になる前に売掛債権(売掛金)を回収し、現金を手にできます。
つぶれそうな会社、経営が危なそうな会社が売掛先の場合、手数料分は減りますが、先にファクタリングすることで現金を8割~9割回収できます。なお、売掛先倒産時の「保険」に特化した「保証ファクタリング」というファクタリングもあります。自由にメニューを設定できるのも規制のないファクタリングの強みになります。
全部ネット上で完結するオンラインファクタリングが可能
ファクタリングは融資ではないので、その手続きも簡便化できるのは上述しました。徹底的に簡便化した結果、対面でのやり取りが不要にできます。
すべて、最初から最後までインターネット上のやり取り、オンラインで完結する「オンラインファクタリング」ができます。つまり、場所を問わず、北海道から沖縄の事業主様が東京のファクタリング会社へ申し込むことも可能です。
ファクタリング会社へ行く時間やコストを無視でき、全国各地の条件が良いファクタリング会社を利用できます。これは大きな強みです。
銀行の場合は店舗での面接もありますし、地方銀行や信用金庫の場合、その地域の事業所しか利用できないこともあります(東京の会社が大阪の信金利用は無理)。しかし、ファクタリングは場所を問わないため、自分に合った会社を選べます。
オンラインファクタリングによって、ファクタリング会社の選択肢は大きく広がり、チャンスが増えます。
融資ではない迅速な資金調達がファクタリングの強み!
ファクタリングはこのように融資や他の資金調達方法にはない強みがいくつもあります。法規制が少なく、当事者の自由な契約にゆだねられる部分が多いため、ファクタリング会社選びが重要になります。
よりファクタリングの強みを享受できるように、評判の良いファクタリング会社を選んでください。法規制が少ないということは、ファクタリングへの参入障壁が低く、玉石混交です。悪徳ファクタリング会社に捕まると、強みどころか大きな損をしてしまいます。