東京でファクタリング利用する際、安全なファクタリング会社の見分け方とは?
2024年12月11日
この記事では、東京に事務所があり東京に拠点がある法人や事業主様に向けて詳しく説明していきます。
ファクタリング業者は、日本各地にたくさんあります。
中でもビジネスの最先端の街である東京には、ファクタリング業者が集まっている傾向があります。
それで迷ってしまうことはあるかもしれませんが、手数料、スピード、特徴を総合的に見て適しているところを絞り込むと、満足度を高めやすいでしょう。
ファクタリングとは?
ファクタリングとは、法人や個人事業主の売掛金(売掛債権)をファクタリング業者に売却する代わりに、売掛先からの入金日よりも前にファクタリング業者が売掛金を資金化して提供する金融商品です。
簡単に述べると、入ってくる予定の収入をファクタリング業者が先払いで渡してくれます。この特徴からわかる通り、お金を借りているわけではないので審査もスムーズに進みやすいです。
ファクタリング業者によっては個人事業主の申し込みができない場合もあるので、個人事業主でファクタリングを利用したいときには、希望するファクタリング業者が個人事業主も対象にしているか、事前に確認が必要です。
ファクタリングは安全?
ファクタリングは安全な資金調達手段です。違法性はなく、経済産業省にも推奨されています。企業や個人事業主がビジネスのために取れる安心で安全な資金調達方法です。
安全なファクタリング会社を選ぶポイント
ファクタリングを利用した資金調達では、悪徳業者ではなく、安全なファクタリングを選ぶことが必須となります。
ファクタリング業界は法整備が十分ではないため、表向きはファクタリングを装いながら法外な金利で資金を貸し付けるヤミ金融業者なども潜んでいる可能性があります。
悪質業者やヤミ金融業者と契約してしまい、被害に遭わないためにも次の5つのポイントを押さえた上で、安全なファクタリング会社を選ぶようにしましょう。
1.審査の柔軟性
2.売買手数料の妥当性
3.現金化までの日数
4.買取額に下限・上限の有無
5.債権譲渡登記の有無
それぞれのポイントを説明します。
1.審査の柔軟性
安全なファクタリング会社を選ぶポイントとして、審査の柔軟性は確認しましょう。
審査が柔軟であるファクタリング会社でなければ、事情など考慮してもらうことも親身な対応も期待できないでしょう。
ただし電話のみであったり、審査時間が極端に短い、審査もせず契約できるほどの甘すぎる対応は、悪徳業者である可能性が高いため注意してください。
さらに審査の柔軟性といっても、安全なファクタリング会社でも契約するために必要な書類はそれぞれあるため留意しておきましょう。
2.売買手数料の妥当性
安全なファクタリング会社を選ぶポイントとして、売買手数料の妥当性を確認しましょう。
ファクタリング会社に支払う売買手数料の相場は、
・2社間ファクタリング…10~20%
・3社間ファクタリング…1~9%
となっています。
売掛債権額や売掛先の信用力など、様々な項目を審査した上で決定するため、多少前後するものの大きく上回る売買手数料は注意が必要です。
3.現金化までの日数
安全なファクタリング会社を選ぶポイントとして、現金化までの日数も確認しましょう。
ファクタリング会社によって、最短で即日現金化を可能とする場合もあれば、3営業日以内という場合もあります。
スピードを重視する場合には、できるだけはやく現金化を可能とするファクタリング会社を選ぶことがポイントです。
4.買取額に下限・上限の有無
安全なファクタリング会社を選ぶポイントとして、買取額に下限や上限がないか確認しておきましょう。
仮に買取可能額の下限が300万円のファクタリング会社を選んでしまうと、100万円や200万円の売掛債権を保有していても、申し込みできません。
中小企業や個人事業主の場合、少額債権をファクタリングに利用したいケースも少なくないため、利用できる金額の範囲は確認しておいたほうが安心です。
5.債権譲渡登記の有無
安全なファクタリング会社を選ぶポイントとして、債権譲渡登記の有無も確認しておきましょう。
2社間ファクタリングで契約する場合、二重譲渡など防ぐために債権譲渡登記を必須とするファクタリング会社もあります。
債権譲渡登記した後は、その情報を誰でも閲覧することが可能となるため、売掛先や取引銀行にファクタリング利用を知られるリスクも発生します。
また、登記にかかる費用も別途、利用者が負担することになるため、十分な資金調達につながりにくくなってしまうでしょう。
まとめ
東京でファクタリングを利用する際は、違法ではないファクタリング会社を見分けることが大切です。
ファクタリングは売掛債権を対象とする取引のため、審査の際に信用情報を確認しないため、基本的に信用問題に影響を及ぼすことはありません。
また、ファクタリングは融資ではないため、信用情報機関に加盟しておらず利用者の信用情報には全く影響がありません。
ただし、ファクタリングした資金を返済できない場合は、遅延損害金を請求されたり、取り立てに合ったりする可能性があります。
計画的に利用するようにしましょう。