ファクタリングは借入審査に影響しない理由

2024年6月25日

借入審査には、借入件数や借入金額、信用情報、返済履歴などが影響を与える可能性があります。
ファクタリングは利用しても信用情報に全く影響しません。
それは、ファクタリングは借入ではないためです。
信用情報とはなにか、なぜファクタリングを利用しても信用情報に影響しないのか、
詳しく解説していきます。

信用情報とは

ファクタリングでは、申込人の個人情報がチェックされることがありません。

信用情報とは、クレジットカードや各種ローンの契約内容や支払状況といった取引に関する情報のことです。各種金融機関は、クレジットカードやカードローンなどの申込があると、個人の信用情報が登録されている「信用情報機関」に照会をかけ、返済能力を判断します。

収入に対してクレジットカードの利用額やカードローンの借入額が多く、返済能力が低いと判断された場合、審査に通りません。

また個人の信用情報は、個人事業主や法人が銀行融資を受けるときや法人カードを作るときの審査にも影響を与えることがあります。

ファクタリングの審査で信用情報がチェックされない3つの理由

ファクタリングには審査がありますが、利用者の信用情報はチェックされません。その理由を3つ紹介します。

ファクタリングは売掛先の信用力が重視されるため

ファクタリングは、利用者の取引先の売掛金が返済原資となります。そのため、審査では申込人本人の信用情報よりも売掛先の信用力が重視されます。

「経営は安定しているか」「毎月、期限までに支払いをしているか?」「取引先に支払い余力はあるか?」など経営や返済能力に関する項目が確認されます。

申込企業の信用情報よりも売掛先企業の信用力が重視されるため、申込企業の信用情報がチェックされないのです。

ファクタリングは与信取引ではないため

与信取引とは、取引先を信用して商品やサービスを後払いにする取引のことです。融資やローンでは、金融機関が融資先の信用力を評価した上で貸付を行います。

一方、ファクタリングは売掛債権を売却して現金化する取引です。与信取引ではないことから申込人の信用情報を確認することがありません。

ファクタリング業者は信用情報機関に加盟していないため

信用情報機関とは、個人の信用情報を管理し、加盟している金融機関の要請に応じて個人の信用情報を提供する機関です。

例えばカードローン会社がカードローンの申込を受けると、信用情報機関に照会をかけて申込人の信用情報をチェックします。照会の結果、他社のカードローンで返済が滞っていたり、年収に対する借入額が多すぎたりすると審査に落ちる可能性があります。

日本にある信用情報機関は、以下の3つです。

CIC(クレジットインフォメーションセンター):クレジットカード会社等の個人情報機関
JICC(株式会社日本信用情報機構):信販会社や消費者金融、金融機関等の個人情報機関
KSC(全国銀行個人信用情報センター):金融機関等の個人信用情報機関
ファクタリング業者は、こうした信用情報機関に加盟していないため、申込があっても信用情報機関に照会ができません。

利用者の信用情報がチェックされないファクタリングのメリット

ファクタリングの審査で申込人の信用情報がチェックされないと、どのようなメリットがあるのでしょうか?主なメリットを3つ紹介します。

税金や社会保険料を滞納していても利用できる場合がある

一般的に税金や社会保険料を滞納していると、信用情報に記録されるため、銀行融資は利用できません。しかし、売掛先の信用力が重視されるファクタリングなら審査に通る可能性があります。

その他、事業が債務超過となっている、あるいは申込人がブラックリストに登録されている状態でも利用できる可能性があります。

ただしファクタリングの審査に通っても、入金された売掛金が差し押さえられるリスクはあるため注意が必要です。

早ければ即日で資金調達ができる

ファクタリングは信用情報の照会が行われない分、審査がスピーディに行われます。一般的な融資では、信用情報のチェックに時間がかかるため、審査から実際の入金まで数日から数週間かかることがあります。

また、ファクタリング会社によっては、申込から書類提出まですべてオンライン完結できるところもあります。早ければ申込から最短で当日中に資金を調達することも可能です。

申し込んだ履歴が信用情報に登録されない

申し込んだ履歴が信用情報に登録されないことも、ファクタリングのメリットです。クレジットカードやカードローンの場合、申し込んだだけでも、その履歴が信用情報に登録されます。

一度に複数のカードローンに申し込むと、各カードローン会社は「この人はかなりお金に困っている人」という印象を持つため、審査で不利になる傾向があります。

しかしファクタリングは、申し込んだ履歴が信用情報機関に登録される心配がありません。また審査に落ちても、その履歴が登録されずにすみます。

ファクタリングの利用履歴が信用情報に登録されない

ファクタリングは与信取引ではないため、利用しても信用情報機関に登録されません。将来的に銀行融資を検討していて、少しでも信用情報に影響するリスクを避けたいときに、ファクタリングは有効です。

ファクタリングの審査に通らない場合の対処法

ファクタリングは申込人の信用力は重視されませんが、取引先の信用力や売掛債権の内容次第では審査に落ちることはあります。以下、ファクタリングの審査に通過するポイントを紹介します。

信頼性が高い売掛債権を優先して選ぶ

ファクタリングは、より信頼性が高い取引先の売掛債権のほうが審査で有利に働きます。大手企業や公的機関からの請求書であれば未回収リスクが低いと判断されるため安い手数料で買い取ってもらえる可能性があります。

ファクタリング業者からの問い合わせに真摯に対応する

ファクタリング業者からの問い合わせに真摯に対応することが大切です。審査の過程で、ファクタリング会社から追加の資料提供や説明を求められることがあります。

人柄に問題があると判断されると審査に落ちる可能性があります。メールや電話のやり取りなどファクタリング業者からの問い合わせは、真摯に対応するよう心がけましょう。

逆にファクタリング業者と良好な関係を継続することで、審査がよりスピーディになったり、手数料を抑えてもらえたりすることもあります。

財務状況が安定している取引先の売掛債権を選ぶ

財務状況が安定している取引先の売掛債権を選ぶこともおすすめです。ファクタリングは、最終的にファクタリング業者が売掛金を回収することになりますが、売掛金の未回収リスクは、原則、ファクタリング業者が負わなければなりません。

こうした特徴から、財務状況が安定していて未回収リスクが低い取引先のほうが、審査に通りやすくなるのです。

取引期間が長い取引先の売掛債権を選ぶ

毎月継続している取引先や、長期に渡って取引関係が継続している取引先の売掛債権は、未回収になるリスクが低いと判断され、審査に有利に働きます。

逆に創業間もない、あるいは単発で取引をしただけの取引先の売掛債権は、審査で不利に働きます。

まとめ

ファクタリングは、取引先の信用力が重視され、申込人の信用情報がチェックされることがありません。そのため、利用者が税金や社会保険料を滞納していたり、債務超過状態であったりした場合でも、審査に通る可能性があります。

また与信取引ではないため、申し込んだ履歴や、ファクタリングを利用した履歴が信用情報機関に登録されることがありません。