LINEで完結できるファクタリングはある?

2023年4月9日

今やメッセージや電話などコミュニケーションツールとして「LINE」が年代に関係なく広く使われています。

LINEでコミュニケーションをとれるだけでなく支払いや買い物などもできます。

実はファクタリングさえもLINEでできてしまうのです。

これをLINE完結ファクタリングというのですが、以下で細かく紹介します。

LINE完結ファクタリングとは

スマホアプリであるLINEではメッセージの送受信や画像や動画まで扱うことができます。

LINE完結ファクタリングもこの機能を使うわけですが、簡単に言えばオンライン上で行うファクタリングということになります。

オンライン上ではファクタリングに必要な情報を入力して送信しますが、これをLINEでやってしまおうというものです。

画像送信機能を存分に活用してファイルのアップロードなどもこなしてしまえば、わざわざ相手方に書類を持ち込んだり郵送する必要もないのです。

パソコンに詳しくない人でもLINEさえ使いこなせてしまえば誰でも簡単にファクタリングの手続きができるため、特に近年注目されている方法です。
2社間では事業者の電話番号やアドレスなどを使うのが基本ですので、LINE完結ファクタリングの必要がないでしょう。

LINE完結ファクタリングをするのに必要な書類は

LINEをやっている人であれば、IDと指定の書類だけで大丈夫だろうと思うかもしれません。

しかしファクタリングは言ってしまえば契約ですので、IDと書類だけではあまりにもリスクが高くなってしまうのです。

そこで、IDの他に自分の電話番号やメールアドレスといったある程度の個人情報を伝える場合もあります。

個人情報を伝えるケースでは運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類、通帳が必要です。

通帳はきちんと振り込まれているかどうかの確認のために必要なものですが、こういった書類をLINEで添付して送信するだけです。

少々面倒かもしれませんが、個人情報があればファクタリングにも信用してもらいやすくなるというメリットがあります。

その一方で個人情報を伝えずにIDだけで済ませる場合は、利用者の名刺や社員証、勤務先の連絡先やホームページのアドレスなどが必要です。

つまりIDだけでは分からない、働いているかどうかを確認するために求められるのです。

これらでも確認できない場合にはその他に住民票や公共料金の領収書などを求められることがあります。

むしろこちらの方が面倒だという人もいるくらいで、それならば最初から個人情報を伝えた方が楽と感じる人は多いです。

LINE完結ファクタリングはスピーディーな現金化はできない?

スピーディーに現金化したいのであれば、LINEでの手続きはあまりおすすめできません。

どうしても時間がかかってしまうのです。

これはLINE完結ファクタリングは匿名性が高いことを考えれば分かるでしょう。

個人情報を伝えたとしても、他の方法に比べて匿名性は高いです。

そのため、ファクタリング会社は送られた情報を厳格に審査することになり簡単に判断することができません。

この審査に時間がかかるため結果的に即日現金化は難しくなるのです。

あまりお金に困っていない、あるいは即日現金化は望んでいないという人向けのサービスと言えるかもしれません。

逆に急ぎであるならば電話や対面での手続きをおすすめします。

事業者ならばノーマルな利用がおすすめ

ここではLINE完結ファクタリングを見てきましたが、事業者ならばLINEではなく電話や対面がおすすめです。

基本的にファクタリングを希望する事業者は資金繰りに困っていることが多いからです。

迅速に現金化ができるファクタリングですので、時間のかかるLINE完結ファクタリングをわざわざ事業者がやるメリットはあまりないとも言えます。

個人でのんびりとファクタリングを希望するのであれば、LINE完結ファクタリングがおすすめです。