関西でファクタリングを利用するポイントを解説
2023年3月16日
資金調達方法は実に様々です。
京都・神戸・大阪など関西で法人や個人事業主として活躍する方で、資金不足に悩んでいる方におすすめの資金調達法があります。
その方法とは、借金にならず融資を受けるよりも審査が簡単なファクタリングです。
ファクタリングとは売掛債権を売却することであるため借金にならず、信用情報を傷つけません。
この記事では関西エリアの方向けに、悪質な業者の見分け方、優良な業者の見分け方などをお伝えします。
きっとファクタリングのメリットからそれぞれの業者の特徴などについてもお分かりいただけるでしょう。
関西の悪質なファクタリング業者に注意!
「最近ファクタリングで資金調達する法人や個人事業主が増えたとききました。」
「会社の資金不足に悩んでいます…。しかし大阪など関西には悪質なファクタリング業者もいそうで、なかなか手が出ません…。」
近年法人や個人事業主を中心に注目を集めている資金調達法「ファクタリング」。
ファクタリングとは
ファクタリングとは売掛債権をファクタリング業者に売却し、資金を調達することを言います。
融資などと違い借金にならないため、近年利用者が急増しています。
しかし、急速に発展したために法の整備が追いついていません。
そのため中には善良なフリをした悪質業社が紛れ込んでいるのもまた事実なのです。
2003年にヤミ金融対策法が可決されると闇金の解散や摘発が相次ぎ、他の事業に転身する業者もいました。
その際に闇金組織がたどり着いた事業のうちの一つがこの記事で紹介するファクタリングだったのです。
悪質ファクタリング業者の手口は、ファクタリングから高利貸に誘導しお金を巻き上げるというもの…。
ファクタリングを利用して事業の資金繰りを好転させようとしたのに、悪徳ファクタリング業者に騙されてしまっては元も子もありません。
そこでこの記事では、関西で安心して利用できるおすすめのファクタリング業社を紹介します。
関西のファクタリング業者を利用するメリット
ここでは京都・神戸・大阪など関西に拠点を構えているファクタリング業社を利用する具体的なメリットについてお伝えします。
東京を中心に関東圏で実績のあるファクタリング業者ではなく、関西に根を張るファクタリング業社を利用するべき理由についてお分かりいただけるでしょう。
地域の経済状況に詳しい担当者がいる
関西に拠点を構えるファクタリング業者であれば当然のことですが、その地域の経済状況に詳しい担当者がいます。
利用者関西の企業ばかりであるため、自社にあった資金調達プランを検討してもらえるはずです。
その点、東京のファクタリング業者に依頼するよりも関西に根を張る業者に依頼した方が地域の経済状況も加味した上で資金調達方法を考えてくれるでしょう。
直接担当者と面談できる
関西に拠点を構えるファクタリング業社を利用するメリットは、直接担当者と面談できる点にあります。
特にファクタリングの利用が初めての法人や個人事業主の方は、
「最初は良い顔をされて後からとんでもない金額を請求されてしまったらどうしよう…。」
「正直、電話やメール、オンラインなどで担当者や会社の雰囲気も見ずに契約するのは不安が残る…。」
という方も多いでしょう。
東京のファクタリング業社を利用するのも良いですが、契約の際にわざわざ東京に出向く必要があるなど、日常業務に支障をきたす恐れがあります。
会社を経営する上でとっても大切な資金のことであるため、担当者との打ち合わせが容易に行える関西のファクタリング業者の利用をおすすめします。
地域に根ざした信頼と安心感がある
関西でローカルの法人や個人事業主を対象にファクタリング業務を行なっている業者であれば安心感があります。
ほとんどのファクタリング業者ではホームページにお客様の声として、利用者の体験談や声を掲載しています。
地元の企業や個人事業主が実際に利用している業者ということがわかれば、信頼感が増すのではないでしょうか。
手数料が低めに設定されている
どのファクタリング業者も手数料で儲けています。
しかし東京のファクタリング業者と比較した時に大阪など関西のファクタリング業者の手数料は低めに設定されていると言われます。
関西の業者の手数料が低めに設定されている理由として考えられるのは、
・まだまだ競合他社が少ない(広告などにかかる宣伝費がそこまで必要ない)
・長い付き合いになることを見込んでいるため1つの契約で大きな手数料を取る必要がない
・単純に東京よりも関西の方が人件費や経費が安い
ということが言えます。
関西を中心にファクタリング業務を行うことで数ヶ月に渡る付き合いとなることを最初から見込んでいるため、1回の契約で多額の手数料を取る必要がないのです。
つまり、京都や神戸、大阪など関西で事業を展開している方がわざわざ交通費や多額の手数料がかかる東京のファクタリング業社を利用するメリットはあまりないのです。
関西で悪質なファクタリング業社の特徴
大阪をはじめとした関西では近年ファクタリングによる資金調達の需要が増しています。
そのためさまざまな業者がファクタリング業務に新規参入しているのも事実です。
どの企業もオンラインでの集客がメインであるため、ホームページの整備には力を入れています。
悪質な業者と取引をしてしまうと会社の経営が安定するどころか、かえって状況が悪化する事態になりかねません。
最悪の場合は高利貸しの利用に追いやられたり、廃業せざるを得なくなったりすることもあるでしょう。
そこで、ここでは京都・神戸・大阪など関西で悪質な取引を行うファクタリング業者の特徴をお伝えします。
ファクタリングの利用で経営状態を安定させるためにも一読してください。
簡単に悪質なファクタリング業者の特徴をまとめると以下のようになります。
手数料以外にもろもろの料金がかかる
悪質なファクタリング業者の特徴1つ目として、手数料は適正範囲内であるにも関わらずもろもろの料金が発生するということがあります。
ここでいうもろもろの料金とは、
・債権譲渡登記手数料として数十万円取られる
・出張費用として数十万円取られる
などです。
特に同じ関西地域であっても遠方のファクタリング業社と契約される場合は、出張費の扱いに関して問い合わせ時に確認することがポイントになります。
いくら手数料が安くても出張費用を取られてしまっては、料金がかさみます。
出張費用を取らないファクタリング業社はたくさんあるため、郊外で活躍する法人や個人事業主の方は必ず、出張費の有無を最初に聞いておきましょう。
親切な業者の場合、ホームページに出張費がかからないことを記載している場合もあります。
こういった利用者への細やかな配慮で気の利く業者なのか見分けるのも良いでしょう!
手数料が相場を逸脱している
悪質なファクタリング業者の特徴2つ目は、手数料が相場を逸脱しているです。
一般的にファクタリングの手数料は、
・3社間で1%から10%ほど
・2社間で10%から30%ほど
だと言われています。
業者により多少の前後差はありますが、上記の手数料より大幅に高く設定されている場合は注意するべきです。
資金調達に必死な時はそこまで頭が回らないかもしれませんが、あまりにも高い手数料を設定している業社を利用することでかえって経営状態が悪化してしまいます。
なお、上記の相場よりも断然低く設定されている場合も同様に気をつける必要があるでしょう。
ただしクラウド契約で資金調達が完了する場合は、人件費を削ることができるためこの限りではありません。
担当者と直接面談できない
悪質なファクタリング業者の特徴3つ目として、担当者と直接面談できないということがあります。
ホームページにオンラインで契約できることを記載している業者であれば、もちろん問題ありません。
というのも悪質な業者の場合、素性を知られることや拠点の位置を知られることを恐れて、担当者の顔を見れないことがあるからです。
契約を急いで進めようとする
悪質なファクタリング業者の特徴4つ目として、悪質なファクタリング業者の場合、利用者に考える隙を与えないように急いで契約を進めようとする場合があります。
問い合わせ時などに、申し込んだ後の流れなどを細かく説明してくれない業社と契約することはおすすめできません。
電話に毎回同じスタッフが対応している
悪質なファクタリング業者の特徴5つ目として、電話に毎回同じスタッフが対応しているということがあります。
というのも悪質な業者の場合、少人数もしくは一人で運営しているためどうしても同じスタッフばかりが電話に出ることがあるのです。
善良なファクタリング業者であれば徐々に利用者が増えるはずなので、スタッフも増えるはずだと考えましょう。
償還請求権ありのファクタリング
悪質なファクタリング業者の特徴6つ目として、償還請求権ありのファクタリングがあります。
この償還請求権ありの取引の場合、貸付に該当するためファクタリングの借金にならないという趣旨からずれてしまうのです。
償還請求権ありと言われた時点で、何ら間トラブルが発生した際に被害を被ることになります。
そのため最初から償還請求権ありのファクタリング業社とは契約をしない方が無難です。
なお問い合わせ時や面談時にあらかじめ償還請求権の有無について確認されることをおすすめします。
法人用の口座がない
悪質なファクタリング業者の特徴7つ目として、法人用の口座がないということがあります。
優良企業だとしても法人用口座を作成するのは容易でないため、悪質業者が法人用の口座を作成するなどもってのほかなのです…。
個人名義の口座だった場合は、資金調達を急いでいるところ面倒かもしれませんが今一度、悪質業社でないのか見極める必要があります。
関西で優良ファクタリング業社を見分けるポイント
ここではファクタリング業社を選ぶ上でとても重要な優良業者を見分けるコツとして、4つのポイントをお伝えします。
ほとんどの法人や個人事業主の方は、いくつかのファクタリング業者を比較・検討されることでしょう。
その際にこれからお伝えする4つのポイントを踏まえて業者を選ばれることをおすすめします。
契約する前にきちんと説明があるか
優良ファクタリング業者を見分けるポイント1つ目は、契約する前にきちんと説明してくれる業者か否かです。
利用者目線にたった優良ファクタリング業者であれば、利用者に不安を感じさせないためにも、流れから審査にかかるおおよその時間などきちんと説明があるはず。
信頼関係を構築するためにも抜かしてはいけなポイントだと言えます。
対応に誠意は感じられるか
優良ファクタリング業者を見分けるポイント2つ目は、誠意を感じられる対応をしてくれるか否かです。
ファクタリングは会社や事業の資金にまつわる重要な契約となります。
そのため担当者はもちろん会社の対応に誠意が感じられて気持ちよく契約できそうなのか見極める必要があります。
口コミの良いファクタリング業社か
優良ファクタリング業者を見分けるポイント3つ目は、口コミの良いファクタリング業者なのか否かです。
急いで契約を進める前に必ず、気になる業者の口コミについても確認しておきましょう。
その際、業者のホームページではなくインターネットの検索窓に「業者名 ファクタリング 口コミ(評判)」などと検索されることをおすすめします。
そこにどのようなことが記載されているのかによって、善良なファクタリング業者なのかが分かるでしょう。
ファクタリングで資金調達をするまでの一般的な流れ
ここでは、ファクタリングを利用して資金調達をするまでの流れをお伝えします。
なおここでは利用者とファクタリング業者との間で契約が完了する2社間ファクタリングの流れについて説明します。
●STEP.1
<電話やメールなどで申し込み>
複数社を比較した上で決めたファクタリング業者に申し込みます。
●STEP.2
<審査>
ファクタリング業者から連絡が入ります。
この際、審査に必要な書類について伝えられるはずなので提出し、審査に入ります。
●STEP.3
<審査結果についての連絡>
担当者から審査結果に関する連絡が入ります。
●STEP.4
<契約>
無事に審査に通過していたら契約します。
●STEP.5
<資金調達>
指定した口座にファクタリング業者から振込があります。
●STEP.6
<ファクタリング業者に送金>
売掛先から入金された金額をファクタリング業者に送金すれば完了です。
STEP6のファクタリング業者への送金を忘れないようにしましょう。
送金を忘れてしまうと契約違反となってしまいます。
手数料は適正な範囲か
優良ファクタリング業者を見分けるポイント4つ目は、手数料が適正な範囲であるか否かです。
先ほどお伝えしたように、
・3社間で1%から10%ほど
・2社間で10%から30%ほど
であれば適正な範囲の手数料と言えます。
なお対面不要で全てがオンラインで完了するクラウド契約であれば、手数料がもっと低く設定されていてもおかしくありません。
また手数料は業者によっても異なります。
そのためホームページの分かりやすさなどで最初から1社に絞らず、複数の業者に見積もりを出すことをおすすめします。
比較して検討することで自社にとって最善な業者が見えてくるはずです。
京都・神戸・大阪など関西のファクタリングまとめ
この記事では関西でのファクタリングについて紹介しましたが、いかがでしたか?
ファクタリングは急速に需要が伸びているサービスなので、新規参入する業者も多くその中には悪質な業者も紛れています…。
そのためこの記事で紹介した悪質な業者の見分け方を参考に、優良なファクタリング業者を見つけ出す必要があります。
この記事が関西エリアで資金調達に悩んでいる方の参考になれば幸いです。