法人企業が決算前でもファクタリングが使用可能なのか?について
2024年8月26日
本記事は法人企業が決算前でもファクタリングが使用可能なのか?について解説していきます。
法人企業がファクタリングを利用する際に、出来るだけ必要書類が少ない会社を選びたいという方もいるでしょう。銀行融資の場合は決算書や事業計画書が必要ですが、結論からいうとファクタリングで決算書が不要な会社はあります。
決算書不要・なしファクタリング会社5つの特徴
・オンライン・Web完結で面談が不要
・ 提出書類が2〜3つと決算書が不要
・ 最短30分など即日で現金化ができる
・ 中小企業や創業間もない新設法人もOK
・ 2社間ファクタリングだから取引先にバレない
決算書不要・なしファクタリング会社選びのポイント
・2〜3社に相見積もりを取る
・ 入金スピードを確認する
・ 最低買取金額を確認する
決算書不要・なしファクタリング会社5つのメリット
決算書不要・なしでファクタリング利用できる会社は多くあります。決算書不要ファクタリングのメリットは次の4つです。
・必要書類が少なく審査がスピーディー
・最短即日で資金調達ができる
・赤字決算の中小企業・新設法人も資金調達ができる
・オンライン対応が多く来店が不要
・2社間ファクタリングのため売掛先に知られない
必要書類が少なく審査がスピーディー
決算書不要・なしファクタリング会社の1つ目のメリットは、必要書類が少ないため審査がスピーディーである点です。審査に必要な書類が少ないので、審査時間も提出書類が多いファクタリング会社よりも早いのが特徴です。
・身分証明書
・取引先との通帳(コピー可)
・試算表
・売掛先企業との基本契約書
・売掛債権の存在を証明できる成因資料
・印鑑証明書
また法人の場合は上記の5つに加えて、次のようなものも必要書類として提出が求められるケースがあります。
・決算書
・登記簿謄本
さまざまな書類がありますが上記で記載した全ての書類が全て必要というわけでもありません。ファクタリング会社では審査が実施されますが、審査基準や必要書類は各社で異なります。今回紹介したファクタリング会社は決算書が不要で利用できる会社のみです。
最短即日で資金調達ができる
決算書不要・なしファクタリング会社の場合は必要書類が少なく、Web上で完結するオンライン契約のため、審査申込みから入金まで非常に早いのもメリットです。
紹介したように決算書不要のオンラインファクタリングであれば、最短1〜2時間で即日入金のためスピーディーに現金化・資金調達が可能です。
オンラインファクタリングの場合は必要書類が少ない場合も多く、買取金額も下限を設けていない会社もあり30万円未満など少額ファクタリングを希望する、中小企業・新設法人にもおすすめです。
赤字決算の中小企業・新設法人も資金調達ができる
決算書不要・なしファクタリング会社を利用する3つ目のメリットは、赤字決算・中小零細・新設法人など銀行融資が受けれない法人企業でも利用できる点です。
銀行融資の場合は決算書や試算表・事業計画書の提出が必要となり、赤字決算の場合は銀行融資を受けることは難しいでしょう。また中小零細企業や創業間もない新設法人の場合も、信用力の観点で融資審査に落ちることが多いです。
しかしファクタリングは売掛債権(入金前の請求書)をに売却する資金調達方法なので、自社の信用力は重要ではありません。ファクタリングで重視されるのは売掛先の信用力であるため、自社が赤字決算・債務超過・税金滞納であっても審査は通過します。
自社の与信・信用力が重要ではないファクタリングでは、赤字決算や新設法人であっても売掛金さえあれば最短即日で資金調達が可能です。
オンライン対応が多く来店が不要
決算書不要・なしファクタリング会社を利用する4つ目のメリットは、オンラインファクタリングが多いため店舗に来店して面談を行う必要がないという点です。ファクタリング検討者の中には、地方在住でオフィス近くにファクタリング会社がない方もいるでしょう。
遠方にファクタリング会社のオフィスがある場合は、時間をかけて来店して面談を行う必要がありますが、面談なしのファクタリングであれば移動時間や手間は不要になります。
完全オンラインファクタリングの場合は全国、どこからでもファクタリング申込みができるので、移動時間や手間を削減できるメリットがあります。
2社間ファクタリングのため売掛先に知られない
ファクタリングは2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの大きく2種類の分類されます。2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの大きな違いは、売掛先へのファクタリング利用することを伝えるかどうかです。
・2社間ファクタリング:売掛先への通知を行わない
・3社間ファクタリング:売掛先への通知・承諾を行う
3社間ファクタリングは売掛先への債権譲渡通知・承諾を得る必要があるため、売掛先にファクタリング利用が知られてしまいます。しかし2社間ファクタリングでは債権譲渡通知を行わないため、売掛先に知られることなく利用ができます。
決算書不要・なしファクタリング会社3つのデメリット
決算書不要・なしのファクタリング会社を利用するデメリットは次の3点です。
・少額な売掛債権は買取していない場合がある
・審査通過率が売掛先の信用力に依存する
・売掛金の一部しか現金化できない場合がある
少額な売掛債権は買取していない場合がある
決算書不要・なしファクタリングの1つめのデメリットは、少額な売掛債権の買取には対応していない可能性がある点です。ファクタリング会社では買取金額の下限・上限が設定されていることが多いですが、そもそも決算書不要なので法人を対象にしているでしょう。
法人向けのファクタリング会社の場合は買取下限金額が50〜100万円以上などに設定されており、30万円未満などの少額ファクタリングには対応してないことも多いです。
中小企業や新設法人の場合は少額(30万円未満など)の売掛金でファクタリング利用検討する場面もあるでしょう。しかし法人のみを対象としているファクタリング会社は、最低買取金額が高めに設定されているケースもあり注意が必要です。
審査通過率が売掛先の信用力に依存する
決算書不要・なしファクタリングの場合は審査通過率が売掛先の信用力に依存するのもデメリットです。先ほども触れたようにファクタリング審査では売掛先の信用力が重要ですが、必要書類が少ないということは利用者の経営状態は重視しないということです。
ファクタリングサービスは売掛金が回収できてはじめて成立するビジネスモデルのため、確実に売掛先が支払いを行えるか・支払い遅延がないか・健全な経営を行えているかを重点的に見られます。
そのため売掛先が赤字決算や税金滞納・経営状態が悪いといった場合は、審査落ちとなる可能性が高いです。そのため請求書を提出する場合は、大手企業や売上が安定している会社の売掛金で審査依頼をするのがおすすめです。
売掛金の一部しか現金化できない場合がある
ファクタリングは売掛債権(請求書)の買取を行なってくれますが、満額を買い取ってくれるわけではありません。場合によっては売掛債権額の何割かしか買い取ってもらえないこともあります。
この部分はファクタリング会社によって異なるため、一概には言えませんがこうしたケースもある点はデメリットとして理解しておきましょう。
またファクタリング審査では掛け目というものが存在します。掛け目とは売掛債権全額に対していくらの割合で買取を行うかというものです。
例えば100万円の売掛債権をファクタリング利用する時に、A社の掛け目が80%なら買取対象金額は80万円となります。B社での掛け目が90%なら90万円が買取対象金額となります。
掛け目は売掛債権の信用力によって変動し、信用力が高ければ掛け目が小さく、大きな資金調達ができます。掛け目も手数料と同様にファクタリング会社ごとに審査基準は異なります。
ただし審査時に掛け目が出ていたとしても売掛債権を実際に回収できた場合は、掛け目で減額された部分はファクタリング会社から返還されます。
決算書不要・なしファクタリング会社を選ぶ際の3つのポイント
決算書不要・なしのファクタリング会社を比較検討・選ぶ際のポイントは下記のつです。
・即日入金に対応しているか
・オンライン契約が可能か
・手数料は適正な相場感であるか
・即日入金に対応しているか
決算書不要・なしファクタリング会社の比較検討・選ぶ際の1つ目のポイントは、即日入金に対応しているかです。ファクタリング最大のメリットは即日で資金調達ができる点です。
必要書類が少なく審査時間が短かったとしても、資金が必要なタイミングで入金されなければ活用する意味合いは薄れます。ファクタリングを検討する場面は資金繰りが危うい・突発的な資金需要が発生したといったことが多いため、早期の現金化が必要です。
会社運営をしている場合では急ぎで資金調達できなければ、従業員の給与振込に間に合わないといったこともあり得るでしょう。そのため即日入金に対応しているか・入金スピードはどれくらいなのかをチェックするようにしましょう。
オンライン完結が可能か
決算書不要・なしのファクタリング会社の比較検討・選ぶポイントの2つ目としては、オンライン完結のファクタリングであるかどうかです。決算書が不要であっても契約や申込み時には店舗に来店する必要があるといったケースもあります。
スムーズに契約を行いスピーディーに現金化・資金調達を行いたい場合は、完全オンライン完結のファクタリングであるかを確認しましょう。
完全オンラインファクタリングはこちらの記事で紹介しています。
手数料は適正な相場感であるか
ファクタリング手数料が適正値に設定されているかも、決算書不要・なしファクタリング会社の比較検討・選ぶ際のポイントです。一般的には下記のような手数料相場となります。
・3社間ファクタリングの手数料:1〜9%
・2社間ファクタリングの手数料:4〜18%
悪質なファクタリング会社の場合には、見積と契約段階で手数料が異なるといった場合もあります。また契約となった際に内容を細かくみると、手付金や保証金を上乗せしているケースもあります。
こうしたお金は健全なファクタリング会社では不要なため、注意をしておきましょう。また審査なしを謳っているファクタリング会社は、審査なしによるリスクを請け負う代わりに法外な手数料を設定しているケースがあります。
審査なしのファクタリング会社はヤミ金業者である可能性も高いので、利用は避けるようにしましょう。
詳細については審査なしのファクタリングは可能?審査の重要性・審査なしファクタリングはリスク大!の記事で解説しています。
決算書不要・なしファクタリング会社利用時の4つの注意点
決算書不要・なしのファクタリングを利用する際の注意点は下記の4つです。
・公式HPで運営会社・所在地・電話番号を確認する
・償還請求権の有無について確認する
・手数料相場より高くないか比較する
・審査なしのファクタリング会社は避ける
ファクタリング会社の信頼性を確認する
決算書不要・なしのファクタリング利用をする場合は、ファクタリング会社の信頼性についても確認しておきましょう。公式HPがあるか・電話番号や住所は公開されているかといった部分に加えて、ネット上の評判や口コミについてもチェックしましょう。
悪質なファクタリング会社の場合は、住所や電話番号を公開してないケースもあります。公式HPや評判・口コミも参考にしながら、複数の会社を比較検討して信頼できるファクタリング会社を選びましょう。
複数のファクタリング会社を個別に調べるのが手間な方は、優良企業と提携しているファクタリング一括見積もりサイトを利用するのもおすすめです。
償還請求権の有無について確認する
また健全なファクタリング会社では基本的に償還請求権はなしで契約するのが一般的です。償還請求権とは債務の責任範囲を限定せず、金銭債権などを全額請求できる権利のことです。
そのため通常のファクタリング会社では売掛先が仮に倒産しても、利用者が責任を負うことはありません。
しかし知らない間に償還請求権ありの契約を締結してしまい、売掛金が回収できなかった場合に、買戻しを請求される可能性があります。契約内容に債権の買戻しが含まれている場合は、融資に該当するためそもそもファクタリング契約ではないのです。
通常のファクタリング会社は貸金業登録を行なっていないため、融資契約を行うことは違法行為です。
またファクタリングは融資契約ではないため保証人や担保を求めらることは基本的にありません。そのため上記に該当するような業者については契約を避けるようにしましょう。
悪徳業者については審査なしのファクタリングは可能?審査の重要性・審査なしファクタリングはリスク大!の記事で詳細を解説しています。
手数料相場より高くないか比較する
また決算書なし・不要のファクタリング会社を選ぶ際には、手数料相場よりも高くないかをチェックしておきましょう。一般的な手数料相場は下記の通りです。
・3社間ファクタリングの手数料:1〜9%
・2社間ファクタリングの手数料:4〜18%
上述でも触れましたが審査なしを謳っている会社は、売掛先の信用力や売掛債権の信憑性に関するリスクをあらかじめ考慮した手数料に設定されています。そのため相場とはかけ離れた手数料になることがあります。
審査なしのファクタリング会社は避ける
また健全なファクタリング会社では審査は必ず発生します。審査なしを謳っている会社では下記のような危険性があります。
・法外な手数料を請求されるリスクがある
・売買ではなく融資契約を結ばされる
・売掛金が回収できないと支払い義務が発生する
・ヤミ金業者からの取り立てが行われる
ファクタリングの手数料は、売掛先・売掛債権の信用度を審査して決定されるのが一般的です。例えば売掛先の信用度が低い・売掛先の回収ができない可能性が高い場合は、ファクタリング会社にとってはリスクとなるため、手数料が高めに設定されることがあります。
審査なしでファクタリング契約を締結するということは、売掛先の信用度や未回収リスクを加味せずに取引を行うということです。そのためファクタリング会社が背負う最大限のリスクを想定した、高額な手数料を提示されます。
審査なしのファクタリングでは売掛金が回収できなかった場合に備えて、ファクタリング会社が利用者に買い戻しができるように契約をさせれらるケースがあります。
買い戻しとは倒産や業績悪化で売掛先から債権回収ができなかった時に、利用者に債権を買い戻させお金を返還させることです。買い戻しは法的に融資契約とみなされますが、融資契約が締結できるのは貸金業登録を行なっている業者のみです。
審査なしを謳っているファクタリング会社は、上記のように悪質なヤミ金業社である可能性が高いため、ファクタリング利用は避けるようにしましょう。
悪徳業者については審査なしのファクタリングは可能?審査の重要性・審査なしファクタリングはリスク大!の記事で詳細を解説しています。
決算書不要・なしファクタリング会社で即日入金を行う5つのコツ
ファクタリングで即日入金を実現するコツは下記の5つです。
・売掛先の信用力が高い売掛債権で審査申込を行う
・即日入金希望なら午前中に申込を終わらせる
・同じファクタリング会社を複数回利用する
・利用したことのある売掛先の債権を選ぶ
・複数社に相見積もりを依頼する
売掛先の信用力が高い売掛債権で審査申込を行う
ファクタリングで即日入金を実現する1つ目のコツは、売掛先の信用力が高い売掛債権(請求書)で審査依頼をすることです。ファクタリング審査では売掛先の信用力が最も重視されます。仮に売掛先が倒産した際に損害を受けるのはファクタリング会社だからです。
ファクタリング会社としては売掛金が未回収となることを恐れているため、売掛先が期日通り確実に支払いを行えるかを見ています。また経営が悪化している・財務状況が悪い売掛先の場合は、売掛金の回収が終わる前に倒産するリスクもあります。
大手企業や上場企業・地方公共団体や官公庁といった公的機関の場合は、倒産する・支払いが遅延するといったか可能性は低いです。そのため少額ファクタリングで即日入金を実現するには、信用力の高い売掛先の請求書を選ぶのがおすすめです。
即日入金希望なら午前中に申込を終わらせる
ファクタリングで即日入金を実現する2つ目のコツは、午前中など早い時間帯に審査申し込みを行うことです。ファクタリングでは必ず審査が発生し、必要書類のチェック・見積に時間がかかることがあります。
そのため夕方など遅い時間に審査申し込みを行っても、即日入金ができない可能性が高くなります。早く申し込めば必ず即日入金されるということではりませんが、可能性を高めるために午前中など早い時間帯に申し込みを行いましょう。
同じファクタリング会社を複数回利用する
ファクタリングで即日入金を実現する3つ目のコツは、過去に利用したことがあるファクタリング会社を利用することです。
複数回利用すると申込者の信用度も高くなっていくため、少額債権でも買い取ってくれる可能性が高くなることに加えて、以前に利用があれば利用者情報はファクタリング会社に登録されています。
そのため2回目以降の利用であれば利用者の信用度という観点では審査の必要性がなく、審査スピードが早くなります。
またファクタリング会社の中には利用回数が増えるにつれて、手数料が下がっていく方式をといってる業者もあります。これは売却経験があることで、ファクタリング会社としても信用できる利用者であることを考慮するためです。
ただし一度利用した時にスタッフ対応や買取金額・手数料に納得がいかない場合は、乗り換えを検討しても良いでしょう。ファクタリング会社の乗り換えは法的には全く問題ありません。
利用したことのある売掛先の債権を選ぶ
ファクタリングで即日入金を実現する4つ目のコツは、一度利用したことのある売掛先の請求書で申込依頼を行うことです。ファクタリング利用をしたことがある売掛先の与信情報は、ファクタリング会社側も把握しています。
そのため信用力を再度チェックする必要がないため、審査スピードも早くなるでしょう。加えて一度売却ができている売掛先であれば、一定の信用度はあるとファクタリング会社も判断しているため、審査通過の可能性は高くなります。
複数社に相見積もりを依頼する
ファクタリングで即日入金を実現する5つ目のコツは、1社ではなく複数社に相見積もりを取っておくことです。確実にファクタリングで即日入金を実現させるには、少しでも確率を高めるために複数者に見積もり・査定依頼を出しましょう。
仮に1社で審査落ちになったとしても別の会社基準であれば、審査に通過するといったことも考えれます。
ただし何社も個別に調べて依頼するのが面倒という方もいるでしょう。そのような方はファクタリング一括見積もり・査定サイトもあるため、こうしたサービスも利用しましょう。