BtoBファクタリングとは?仕組みやメリット・デメリットを解説

2025年3月15日

企業間取引において、資金繰りをスムーズにする手段の一つとしてBtoBファクタリングがあります。本記事では、その仕組みやメリット・デメリット、活用時のポイントを解説します。

1. BtoBファクタリングとは?

BtoBファクタリングとは、企業が持つ売掛金をファクタリング会社に売却し、早期に資金化するサービスです。銀行融資とは異なり、負債を増やさずに資金調達が可能なため、多くの企業に利用されています。

特に、中小企業やスタートアップ企業では、売掛金の入金までのタイムラグが資金繰りを圧迫することがあり、ファクタリングはその解決策として注目されています。

2. BtoBファクタリングの仕組み

ファクタリングには、大きく分けて**「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」**の2種類があります。

① 2社間ファクタリング(売掛先に通知なし)
• 仕組み:売掛金をファクタリング会社に売却し、資金を早期に受け取る。売掛先への通知は不要。
• メリット:売掛先に知られずに資金調達が可能。
• デメリット:ファクタリング会社のリスクが高いため、手数料がやや高め(5~20%)。

② 3社間ファクタリング(売掛先に通知あり)
• 仕組み:売掛先の承諾を得たうえで、売掛金をファクタリング会社に売却し、売掛先がファクタリング会社に直接支払う。
• メリット:ファクタリング会社のリスクが低いため、手数料が安く抑えられる(1~5%)。
• デメリット:売掛先の同意が必要なため、導入に時間がかかることも。

3. BtoBファクタリングのメリット

① 早期資金化が可能

通常、売掛金の回収には30日~60日程度かかりますが、ファクタリングを利用すれば最短即日で資金調達が可能です。急な資金需要に対応できます。

② 負債にならない

ファクタリングは売掛金を売却する取引であり、借入とは異なり負債計上されません。そのため、財務状況を悪化させずに資金調達が可能です。

③ 売掛先の倒産リスクを回避できる(償還請求権なしの場合)

「償還請求権なし」の契約を選択すれば、売掛先が倒産してもファクタリング利用企業に返済義務が発生しません。売掛金の回収リスクを軽減できます。

4. BtoBファクタリングのデメリットと注意点

① 手数料がかかる

ファクタリングを利用すると、一定の手数料が発生します。特に、2社間ファクタリングは手数料が高くなる傾向があるため、コスト負担を考慮して活用する必要があります。

② 売掛先の信用力が審査対象になる

ファクタリング会社は、利用企業だけでなく売掛先の信用力も審査します。そのため、売掛先の信用状況によっては、希望する条件でのファクタリングが難しい場合もあります。

③ 信頼できるファクタリング会社を選ぶ必要がある

市場には、手数料が不透明だったり、不利な契約条件を提示する悪質な業者も存在します。ファクタリング会社を選ぶ際は、手数料の透明性・実績・口コミ評判をしっかり確認しましょう。

5. まとめ|BtoBファクタリングは資金繰り改善の有効な手段

BtoBファクタリングは、早期資金調達が可能で、負債にならないというメリットがある一方、手数料や契約内容には注意が必要です。自社の資金繰り状況に応じて、最適なファクタリング方法を選択しましょう。