ファクタリング会社同士で繋がりはある?

2023年9月4日

ファクタリング利用者からすると、ファクタリング会社には繋がりがあるのか、他社に情報共有されてしまうのでは、と不安に思う方もいるかもしれません。
そこで今回は、ファクタリング業者の繋がり・情報共有についてその実態を解説しつつ、不正行為を働いた際に待ち受けるペナルティについても言及していきます。

ファクタリングとは?

まず、ファクタリングとは、売掛債権を売却する資金調達方法です。
ファクタリングでは、融資を使わずに、即日資金調達できます。

ファクタリング会社の繋がり・情報共有はある?

では、実際にファクタリング会社の繋がり・情報共有はあるのか。
結論から言うと、ファクタリングの繋がり.情報共有はありません。
しかしながら、あなたの情報が全く漏れないわけではありません。

ファクタリング会社に情報が漏れるケース

では、どのようなケースで、ファクタリング会社に情報が届くのか。

二重譲渡・債権譲渡登記

まず、他のファクタリング業者に情報が漏れやすいのが、二重譲渡です。
売掛債権の二重譲渡は、バレてしまいます。
なぜならば、ファクタリング業者に売掛債権を買取してもらう際に、
債権譲渡登記をすることがあります。
債権譲渡登記がされて入れば、客観的に登記していることがバレますから、
あなたの債権が、どのファクタリング会社に登記されたかも、簡単にわかります。

過去にファクタリング利用している

つぎに、過去にファクタリング利用している場合です。
当然のことながら、過去の利用履歴は残っているので、
どのような債権で、いくらで買取されたかも、わかります。

不正行為は違法である

上述した二重譲渡ですが、そもそも売掛債権の二重譲渡は違法行為です。
すでに債権譲渡してある売掛債権を、再び違うファクタリング会社に売る行為は、明らかなる不正行為です。
ここからは、二重譲渡などの不正行為を行うとどうなるのかについて解説していきます。

刑罰に触れることも

売掛債権の二重譲渡による不正行為は、詐欺罪・横領罪に問われ、懲役刑を科せらる可能性があります。

損害賠償請求される

すでに債権譲渡登記されていれば、売掛債権を売却したことが簡単にわかりますし、
不正行為がバレれば、ファクタリング会社から損害賠償請求される可能性もあります。

取引先の信用を失う

そうなってしまうと、取引先からの信用も失い、関係がうまくいかなくなってしまうかもしれません。
ですから、売掛債権の二重譲渡は決してしないことです。

他社利用でファクタリング審査が通ることも

なお、たとえ審査が通らなくても、
他社のファクタリング業者ならば、審査に通ることもあります。
ファクタリング業者によっても、審査通過率や難易度が違います。
もし、ファクタリング審査に落ちた場合でも、諦めずに他の会社にも相談してみましょう!

まとめ

以上のように、ファクタリング業者の繋がり・情報共有について、詳しく触れてきました。
同業者同士で繋がりや情報共有があるわけではありませんが、不正行為は厳禁です。
また、会社によっても審査基準は違うので、まずは相談してみるといいでしょう!