急にお金が必要になった場合..24時間対応のファクタリングはある?
2024年3月26日
取引先の事情等で、すぐ資金調達が必要になることがあるかもしれません。だが、金融機関から融資を受けるには現金化までの時間が間に合いません。土日を挟んでしまうとさらに時間がかかってしまいます。
24時間対応している資金調達方法があれば、そうした緊急事態に対応できるかもしれません。ファクタリングは、迅速な資金調達ができる方法ですが、24時間365日対応しているところはあるのでしょうか?
コンビニのように24時間社員、従業員の方が常駐しているファクタリング会社なんてないはずです。しかし、24時間対応できるファクタリング会社はあるようです。
より迅速な資金調達のため、24時間対応のファクタリング会社を選べれば、緊急な資金調達にも間に合うはずです。
今回は超迅速な資金調達を可能にする24時間対応のファクタリングについて、選び方やポイントを解説します。
ファクタリング会社も基本的には土日祝日休み
多くのファクタリング会社もほかの金融機関と同様、土日祝日はお休みになっています。働き方改革の中で、無理に土日働いても社員、従業員へ負担がかかってしまいます。
また、何より24時間営業していたとしても、実際にファクタリングで売掛債権を買い取っても、振込先金融機関によっては、平日の朝にならないと入金処理がされないところもあります。
急いで対応しても週をまたいでしまい、あまり24時間対応の意味がないかも・・と思われてしまいます。
多くのファクタリング会社は原則24時間対応をしておらず、即入金が反映されない銀行口座もある、この前提をおぼえておきましょう。
例外的に24時間対応のファクタリング会社はある!
多くのファクタリング会社は土日祝日休み、営業時間も20時くらいまでのところが多いですが、中には365日24時間対応を謳っているところもあります。
営業時間の制限はないので、24時間営業すること自体には何の問題もありません。しかし費用対効果や人件費のこともあり、営業時間を限定しているところが多いです。これはファクタリング会社に限った話ではなく、どの貴社でもそうでしょう。
原則土日休み営業時間を設定していることが多いファクタリング会社ですが「例外」的に、24時間営業をしているところはあるようです。
しかし、コンビニのように店舗を開けているわけではなく、電話対応とネット対応になります。電話対応ではあくまで基本的なファクタリングの説明などにとどまり、夜間に電話面接などを行うわけではありません。
審査をする人も基本的に平日昼間に集金しているので、24時間受け付けメインで、契約等の対応は平日昼間になる可能性が高いです。
それでも必要な手続きを夜間や土日に行うことで、結果的に資金調達までのスピードを短縮できます。
24時間対応のファクタリングを申し込むには?
24時間対応のファクタリングは、どのように申し込むのでしょうか?深夜に店舗を開けているわけではなく、基本的にWEBによる書類のアップロードや、必要事項の入力を行います。
基本WEB申請になるのでその準備が必要
24時間対応と言ってもお店にスタッフがいることはありません。WEB上から必要書類をアップロード、ないしメール添付などで送信します。
したがって、ファクタリングに必要な書類をPDF化、あるいは画像ファイル化してそのまま提出できる状態にしておきます。FAX対応などはおそらくやっていない可能性が高く、すぐにデータとして提出できるような準備が不可欠です。
WEB専業銀行など即入金が反映される銀行口座
24時間対応のファクタリング会社で審査をし、即日買い取りが成立したとしても、振り込み口座へリアルタイムに入金されなければ、わざわざほかのファクタリング会社が営業していない時間に申し込む必要はないかもしれません(平日即日入金のファクタリング会社はあります)。
すぐに入出金が反映される銀行口座を用意すれば、24時間対応のファクタリングの優位性を活かせます。
公的書類、証明書は平日日中しか取得できないので事前準備が不可欠
ファクタリングの際に必要となる書類の中には、平日日中に公的機関で取得しなければならないものもあります。
・法人登記簿謄本
・納税証明書
★印鑑証明書
★住民票
このうち、★がついているものについては、マイナンバーカードがあれば、コンビニで取得可能ですが(取得できる自治体が多い)、法人登記簿謄本は法務局、納税証明書は税務署で取得しなければならず、これらは平日日中に現地へ赴く必要があります。
マイナンバーカード+コンビニでは取得できないため、24時間対応のファクタリング会社に申し込もうとしても、平日日中まで待つ必要があります。
24時間対応のファクタリングは手数料が高い可能性も
深夜、あるいは休日に申し込みをしたので、時間外料金を取られるということではなく、通常行っていない休日審査や休日入金を求められた場合、手数料に上乗せされることがあります。
深夜や休日に申し込みをしても、審査や振り込みは急がないのであれば、通常のファクタリング手数料で済みます。
あくまで時間外、特別対応の対価として、通常よりも高い手数料を取られる可能性があるということ知っておいてください。平日にお願いしたケースと同様の手数料が適用される(高くならない)こともあります。
24時間、土日祝日でも現金手渡しで資金を買い取るファクタリング会社も・・
24時間対応、土日祝日対応が難しいのは、ファクタリンの買い取り代金支払いが銀行口座になっていることも影響しています。
ということは、口座振り込みではない、現金手渡しならば夜にファクタリング会社の申し込みをして、翌日お札で受け取れるということになります。
ファクタリング会社の中には、振り込みだけでなく、お札の束で支払うサービスを提供しているところもあります。これなら即日、確実に資金調達でき、緊急の支払いにも間に合います。しかし、しっかりしたファクタリング会社の中でこの買い取り方法を提供しているところは少なく、悪徳金融やヤミ金融のダミー会社が行っているケースが見られます。
当然、振り込みでなければ証拠が残らないのでトラブルになりやすく、不当に安い買い取り価格(手数料が高い)など、依頼主の足許を見た不利な条件での契約になりかねません。
よほど(本当に明日現金がないと会社が倒産する)レベルでない限りは、避けてください。信頼できる迅速対応のファクタリング会社はたくさんあります。
まとめ
24時間対応のファクタリング会社がありますが、本当に即現金化希望の場合は、事前にしっかり書類を用意し、画像ファイルやPDF化してすぐに提出できるよう準備しておく必要があります。
また、公的証明書の中には、平日日中にしか取得できないものもあります。
24時間対応の中で即時入金を受ける場合、手数料が高くなることがあり、本当にそのファクタリングが必要なのかしっかり判断してください。
事前に資金調達がわかれば、無理に24時間対応のファクタリング会社を選ばず、信頼と実績があるところを選ぶのも1つの方法です。