時計ローン現金化できる?
2024年1月6日
身なりに関して営業の得意先や会社の付き合いでも、腕時計をはじめとして見られることはあるでしょう。
良い腕時計を購入したいが手持ちのお金がないこのような際に利用されている、時計ローン(ショッピングローン)です。しかし誰もが利用できるとは限らないのをご存知でしょうか?
時計を購入する際のローンの組み方
時計を購入するにあたりローンを組みたいと思っても、誰もが組めるわけではありません。
時計を購入する際に、ローンを組む手続きをする必要があるのです。なお、ローンには審査がございます。その審査に落ちてしまうと、ローンを組むことができません。
ローンの組み方・手順
時計をローン購入する際は、時計を販売している店舗でローンの申し込みをするのが一般的です。その他、インターネットショッピングをする際は、そのネット上でローンの申請を行います。
時計購入手続き|ローン申請⇒信販会社によるローン審査⇒限度額の範囲内で商品を購入
上記のように申し込み後に審査があり、この審査に通過しないと、ローンを組むことができないのです。
審査とは?
審査とは、ローン申込者に「返済を続けられるだけの収入と意思」があることを調査する手続きです。
具体的には、収入状況や住居情報、過去に行ったお金関連の取引状況を確認されて判断が行われます。
時計をローンで買うという選択肢
時計ローンは、時計の販売店で組むことができるローンであり、ショッピングローンの一種です。
腕時計は高級なものもあり、手持ちのお金ではまかなえない人が利用しています。
もちろん安物で済むならば、時計ローンを使う必要はありません。しかし、評価のある時計を買うならば、出費は膨らみます。
このように値が張る時計の購入をする際に、時計ローン(ショッピングローン)は役立っているのです。
時計ローンを組めば高級時計の購入も検討できる
学生ならデザインだけに拘るのもありですが、社会人ともなると時計のブランドが、ある程度見られるのも事実。
もちろん、上司・得意先に配慮して高級過ぎるのは良くありません。しかし、安物の時計をつけていると自身の影響力も低いものだと見られるのです。
ローンを組むのであれば、安物でないビジネスシーンで評価のある腕時計を購入できるでしょう。
時計ローンの金利相場
時計をローンで購入する際に気になるのが金利です。時計ローンを利用する際は、何回払いで支払いをするのか決めますが、回数が多いほど金利も高くなります。
人気ブランドである腕時計、例えば『IWC』や『オーデマ・ピゲ』などもローンを組むことで、購入できるようになります。
購入をする際は、何回(何ヶ月)の支払いで購入するのか決めることができます。自身の収入状況を鑑みて決めると良いでしょう。
時計ローンは無金利になることも
時計ローンは傾向として、少ない返済回数の場合だと、金利が0%になることもあります。上記のローンの場合だと、48回払いまでだと金利が0%になります。反対に最長120回の分割払いだと金利が20%になるよう設定されています。
仮に50万円の時計を購入するとして金利0%の48回払いの時計ローンであれば、約1万400の月々支払いなる計算ですので負担はそれほど大きくならないでしょう。
ローンで買った時計を売ることは基本的にNG
どうしても生活が苦しくて「時計を売る」という場合は注意が必要です。ローンで購入した時計を売却するのは、ほとんどの場合が禁止されています。
ショッピングローンのほとんどに『所有権留保』という規定があるのです。これはローンを利用して購入したものは、全てのお金を支払わない限り自分のものにはならないという決まりです。
これは売り主が代金が完済されるまでの間、担保として商品の所有権を持ち続けるという目的があります。これは、クレジットカードや割賦販売では一般的になっています。
憧れの時計が欲しくて申し込んだ時計ローンで審査落ち
実際に、「継続的な返済ができる人」と見なされず、時計ローンで審査落ちしてしまう人も少なからずいます。
継続的な返済ができる人物像とは下記項目を満たしている人です。
■毎月一定の収入を得ている
■過去にクレジットカードやローンの返済で問題がない
■他社でローンを組みすぎていない
上記の項目にひとつでも当てはまらなければ、即座に審査落ちするでしょう。
アルバイトやパートでは基本的に通過が厳しい
結論を言うと、パート・アルバイトといった非正規雇用の方は、なかなか時計ローンを組むのが難しい現実にあります。
ボーナスといったまとまった資金が作れない人こそ、ローンを組みたいところです。
しかし、収入が上下する・仕事を辞めるといった考えられ、収入が安定しているとは言えず、審査落ちしてしまう可能性もあるのです。
クレジットカードや携帯料金のトラブルも審査落ちの原因
正社員なのにも関わらず、審査に落ちてしまう人も少なからずいます。
時計のローンでは、これまでのクレジットカードやローンといった金融取引の利用履歴もチェックしています。この利用履歴に「返済遅延」といった問題があると、審査に影響します。
ローン以外のあらゆるところでも、返済や支払い遅れの履歴が情報として残っているので気をつけたいところです。
時計ローンの審査は厳しい?
金融機関は、融資したお金を踏み倒されるリスクを極力抑えるために審査を行います。
時計ローンも例外ではなく、少なくとも申し込めば必ず組めるとは言い切れなしのです。
もちろん、それは時計ローンに限った話ではなく、ローンと名の付く金融商品はいずれも審査が厳しいと言えます。
審査落ちしたら同じ申し込み先に再チャレンジはできない
一般的に、審査落ちしたことのあるローンへは、約6ヶ月は再申し込みしない方が良いと言われています。再申し込み自体はできるのですが、一定期間は審査で落とされてしまうのです。
なぜなら、金融機関は「審査落ち」という結果を出しています。それには何かしらの問題があると見なしたのです。
それらの問題が、収入状況の問題であれ信用情報の問題であれ、短期間での改善は難しいとされているため、審査に落とされてしまうのです。
無暗な再申し込みは「申し込みブラック」につながる
審査では、他社への申し込み状況も、通過可否の判断材料になります。
そして、短期間(およそ1ヶ月間)に複数の申し込み記録があると、返済能力を超えた借り入れを望んでいると判断され、通るはずの審査に落ちることがあるのです。
これはいわゆる、『申し込みブラック』 と呼ばれています。
審査落ちしたローンに再申し込みすると、結果的に申し込みブラック状態になる可能性があるので注意してください。
まとめ
好きなブランドや店頭で一目惚れした商品など、憧れのものは何としてでも手に入れたいですよね。
時計はローンで購入することも可能ですが、審査があるため、誰でも利用できるわけではありません。もし、審査落ちしたら不満でしょう。しかし、時計の購入を諦める必要はありません。
例えば、使いみちが自由のカードローンのような商品もあります。もちろんカードローンにも審査はありますが、審査基準が時計ローンと異なるので、違った審査結果になる可能性も十分にあります。
どうしても手に入れたい時計がある場合は、そのような選択肢にも着目してみましょう。