審査なしのカードローン会社は存在する?無職でも即日資金調達が受けられる方法を解説
2024年6月13日
「審査なしでお金を借りられるカードローンはある?」
「ブラックや無職でも審査なしでお金を借りられる?」
このように感じている方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、審査なしでお金を借りられるカードローンは存在しません。
カードローン会社は貸金業法や銀行法により「申込者の返済能力」を確かめることが義務付けられているため、貸付の際には必ず審査を行います。
しかし、審査基準を満たしたうえで5万円・10万円などの少額融資を希望すれば、収入が少ない人でも審査に通る可能性はあります。
また、ブラックリスト入りしている人や無職の人はカードローンは利用できませんが、審査なしの借入方法であれば即日融資を受けることが可能です。
本記事では、審査に不安がある方や今すぐお金を借りたい方に向けて、おすすめのカードローンや審査なしの借入方法を紹介します。
審査なしで融資を受けられるカードローンは存在しない
冒頭でも述べた通り、審査なしで融資を受けられるカードローンは存在しません。
審査なしのカードローンが存在しない理由は以下の通りです。
審査なしで借入できない理由
・総量規制により貸付上限が「年収の3分の1まで」と定められている
・貸金業者は申込者に返済能力があるか確認することを義務付けられている
・「審査なし」と広告することを禁止されている
カードローンでお金を借りるためには、借入金額にかかわらず審査に通過しなければなりません。
まずは、カードローン会社で審査が行われる理由を確認してみましょう。
総量規制により貸付上限が「年収の3分の1まで」と定められている
消費者金融などの貸金業者は、総量規制により「貸付できるのは申込者の年収の3分の1まで」と規制されています。
過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。
引用:日本貸金業協会| お借入れは年収の3分の1までです
例えば、年収300万円の人の場合、貸金業者借りられるのは100万円までです。
貸金業者は審査で申込者の年収や他社借入を確認し、貸付額を決定しています。
収入のない無職の方や、すでに他社から総量規制に近い金額を借りている方は貸付できないため、審査落ちしてしまいます。
ちなみに、銀行カードローンは総量規制の対象とはなりません。
銀行カードローンは総量規制対象外に該当するため、年収の3分の1以上金額を借り入れられる可能性があります。
しかし、総量規制対象外だからと言って、収入のない方や他社借入が多い方が審査に通過するというわけではありません。
銀行は審査が厳格化されているため、消費者金融より難易度が高いと言えます。
審査が不安な方は、新規顧客への貸付に前向きな消費者金融を利用した方が良いでしょう。
貸金業者は申込者に返済能力があるか確認することを義務付けられている
カードローンを提供している消費者金融や金融機関は、貸金業法や銀行法によって「申込者に返済能力があるか確認すること」を義務付けられています。
貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。
引用:貸金業法|e-Gov法令検索
理由は、詳しい調査をせずにお金を貸すと返済されずに会社が貸し倒れしてしまったり、申込者が多重債務に陥ったりしてしまう可能性があるからです。
審査基準はカードローン会社によって異なりますが、以下のようなポイントを確認されます。
カードローンの審査ポイント
年収
勤続形態や勤続年数
他社借入の有無
信用情報
借入希望額
支払いの延滞履歴
例えば、毎月安定した収入を得られていて他社借入もない状態であれば「返済能力がある」と判断されるため、審査に通過する可能性は高いです。
一方で、月々の収入が安定していない人や、すでに複数者から借入している人は「返済能力がない」と判断され、審査落ちする可能性があります。
無職で収入のない方や過去にカードローンやクレジットカードの支払いを延滞した記録がある方は、カードローンを利用するのが難しいと考えておきましょう。
また、借入希望額が多すぎると返済できないとされる可能性が高いため、審査が不安な場合は5万円・10万円などの少額融資を希望することが大切です。
上記のポイントを把握したうえで、審査に通過できそうと感じる方は、即日融資可能な消費者金融カードローンを利用しましょう。
「審査なし」と広告することを禁止されている
貸金業者は貸金業法により「審査なし」と広告することを禁止されています。
「第十三条の二 貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合において、前条第一項の規定による調査により、当該貸付けの契約が個人過剰貸付契約その他顧客等の返済能力を超える貸付けの契約と認められるときは、当該貸付けの契約を締結してはならない。」
引用:法令リード|過剰貸付け等の禁止
ネット広告などで「審査なしで即日融資」「ブラックOK」「審査激甘」などと記載している業者がありますが、これらはすべて闇金や違法業者です。
そもそも正規の貸金業者や金融機関は審査を行うことが義務付けられているため、そもそも審査なしで融資を行うことはありません。
もし闇金や違法業者からお金を借りてしまうと、高額な利息を請求されたり取り立てなどのトラブルにあったりする可能性があります。
「審査に通るか不安だから」といって違法業者からお金を借りるのは絶対にやめましょう。
カードローンでお金を借りる場合は、正規の貸金業者かどうか「登録貸金業者情報検索サービス」で確認するようにしてください。が付帯しているか分からない場合は、銀行窓口で確認できるので一度問い合わせしてみましょう。
審査が不安な方は通過率が高い大手消費者金融カードローンがおすすめ
審査に通過できるか不安という方は、大手消費者金融カードローンを利用するのがおすすめです。
大手消費者金融は審査通過率(新規成約率)が40.0%以上のものもあり、新規顧客への貸付に前向きな傾向があります。
カードローン :審査通過率
アイフル :40.3%
アコム :42.4%
プロミス: 35.6%
レイク :26.6%
SMBCモビット: –
審査なしで借り入れすることはできませんが、以下のポイントを押さえていれば、収入が少ない方でも審査に通過できる可能性はあるでしょう。
毎月安定した収入がある
他社借入がない/少ない
金融事故の履歴がない
実際に、アイフルは安定した収入があればパートやアルバイトでも申し込めると公表しています。
Q:パート・アルバイト・派遣社員・契約社員でも申込みはできますか?
A:パート・アルバイトなどでも、お仕事をされていればお申込みいただけます。
引用:アイフル|よくある質問
大手消費者金融の審査に通過できれば、最短60分以内に即日融資を受けることが可能です。
銀行カードローンの審査は厳しいって本当?審査不安がある方の利用例
インターネット上では「銀行カードローンは消費者金融より審査が厳しい」と断言する論調がしばしば見受けられます。
ですが実際の審査通過状況を見ると、銀行の方が審査が厳しいと言い切ることはできません。
ここからは、審査不安がある方の通過報告が多い「銀行カードローン」を紹介します。
三菱UFJ銀行バンクイックは審査不安を抱えた方の通過報告が多い
「三菱UFJ銀行バンクイック」は、大手銀行のカードローンでありながら、審査に不安がある方の通過報告が多いです。
複数の他社借入や信用情報の問題があっても、返済能力が認められれば審査に通過できる可能性があります。
また、安定した収入があれば、初回から100万円を超える利用限度額が適用されることも多いです。
「バンクイック」はおまとめ・借り換えを希望する場合であっても、有力な申込先候補だと言えます。
みずほ銀行カードローンは多重債務者やアルバイトの審査通過が多い
「みずほ銀行カードローン」も、審査不安のある方の通過報告が多い銀行カードローンです。
このカードローンでは、消費者金融会社では確認されていない「他社借入6件」を抱えた方の審査通過が報告されています。
この1点を見ても「銀行カードローンは消費者金融より審査が厳しい」と断言できないことが分かります。
また、みずほ銀行カードローンでは「ブラック状態かつ多重債務あり」という属性での審査通過も確認されています。
ただし、このカードローンへ申し込むためには「みずほ銀行」の普通預金口座が必要です。
カードローンの審査に通らない理由とは
ここからは、カードローンの審査に落ちてしまう主な要因について解説します。
審査落ちする原因を把握しておけば、事前に対策を取れるでしょう。
カードローンでお金を借りたいという方は、ぜひ参考にしてください。
4件以上の他社借入がある
特に大手消費者金融会社の場合、他社借入が「4件」に達すると、目に見えて審査落ちの報告が多くなります。
カードローンに申し込む際は、1件でも他社借入を減らしておくことが重要です。
信用情報に問題がある
信用情報の問題をどの程度重視するかは、金融機関の方針によって異なります。
ですが、信用情報の問題が審査上のマイナス要素となりやすいことは確かです。
比較的、信用情報の問題に寛容な金融機関であっても、「他社借入」などの問題が重なると審査落ちの可能性は高くなります。
特に、「自己破産」や「個人再生」は重い問題と見なされやすいです。
5年以内に免責を受けた方が利用できる金融機関は、一部の中小消費者金融に限られるとお考えください。
参考:信用情報に問題があると見なされる主な条件
(1)クレジットカードや各種ローン、分割払いなどの「後払い」を2ヶ月以上延滞し、その清算と解約から5年が経過していない
(2)「後払い」で5年以内に強制解約処分を受けた
(3)債務整理を行い5年が経過していない┗任意整理の場合は一般的に「残債の清算から」5年が経過していない
※その他「2年以内に1ヶ月程度の延滞」を行った場合でも、審査に影響する場合あり
「プロミス」は、他社借り入れがなければ信用情報に問題があっても審査に通過できる可能性があります。
信用情報に特別大きな傷がなければ、まずはプロミスに申し込んでみると良いでしょう。
他社のカードローンなどを延滞中である
他社のカードローンやキャッシングの返済を延滞中の場合、新しいローンの審査に通過することはほぼ不可能です。
これは、信用情報の問題などに比較的寛容とされる、中小消費者金融会社においても同様です。
「他社のカードローン延滞中=自社も返済してもらえる可能性が低い」と考えられてしまいます。
ただし延滞しているものがクレジットカードのショッピング枠や携帯料金であれば、大手消費者金融会社であっても審査に通過できる場合があります。
新たにカードローンに申し込む場合は、まず今ある借入を延滞することなく返済するようにしましょう。
審査難易度が高いカードローンへ申し込んだ
単に「審査難易度が高い」あるいは「審査基準の相性が悪い」カードローンへ申し込むことも、審査落ちの理由となり得ます。
例えば一部のインターネット銀行は、自営業者やアルバイトの方に対し、比較的厳しい対応を取っています。
「特筆すべき問題が無いのに審査に落ちてしまった」という方が、別の会社で審査を受けることで、あっさり契約を結べることは珍しくありません。
審査に不安がある方は、審査通過率が高い大手消費者金融や、自分の属性が通過しやすいカードローンを選ぶようにしましょう。
審査が甘いカードローンで即日融資を受けたい場合の注意点
ここからは、審査に不安がある方が「今日中に借りる」ための注意点について解説します。
即日融資に対応している会社を選ぶ
すべてのカードローンが即日融資に対応しているわけではありません。
そのため、「申込の当日に借りたい」のであれば、即日融資に対応している申込先を選ぶ必要があります。
審査や契約のスピードに優れるのは、主に大手消費者金融カードローンです。
特に事情が無い限り、申込先には大手のカードローンをお選びください。
申込み後は携帯電話の着信に気を配っておく
カードローンへ申し込んだ後は、携帯電話に申込確認の連絡が入る場合があります。
申込確認が必要となった場合、この電話が完了するまで審査は終わりません。
原則電話での在籍確認なしとしているカードローンでも、確認のために電話が連絡が入る可能性があるため注意が必要です。
インターネットで申込みを行った場合でも、「携帯電話への着信」には気を配っておきましょう。
同じ審査不安を抱えた人の通過報告が多い会社を選ぶ
審査に自信が持てないのであれば、同じ不安を抱えた方の通過報告が多い会社をお選びください。
一口に「即日融資に対応しているカードローン」といっても、その審査傾向は1社ごとに異なるためです。
審査なしのカードローンは存在しないが不安があっても借りられる可能性あり
審査なしでお金を借りられるカードローンは存在しませんが、各社の申込条件を満たしていれば収入が少なくても借り入れできる可能性はあります。
本サイトでアンケート調査を行ったところ、信用情報や他社借入状況に問題があっても審査に通過できているケースはありました。
審査が不安な方は、自分と似た状況の人が通過できているカードローンを選ぶのがおすすめです。
今すぐお金を借りたい場合は、即日融資に対応している大手消費者金融カードローンを選びましょう。